かぶとたいぞうです。
今日は、私が保有する米国株のうち、 PM(フィリップモリス)を取り上げ、買った理由をご説明します。
マルボロにラーク、PM(フィリップモリス)は世界第2位のたばこ会社
2017年たばこ業界世界ランキングは次の通りです。
順位. 会社名
- インペリアル(英)
- フィリップモリス(米)
- ブリティッシュ・アメリカンタバコ(英)
- 日本たばこ(日)
- アルトリアグループ(米)
- レイノルズ・アメリカン(米)
フィリップモリスはマルボロやラークが有名です。
私もかつてタバコを吸っていた時にはマルボロ(マールボロ)を吸った時期がありました。
電子タバコではアイコスが人気
電子タバコが出たのは、私がたばこをやめた後なので、詳しくは分からないですが、どうもアイコスという電子タバコをフィリップモリスが早めに世に出して人気を博しているようです。
電子タバコにしてまでニコチンをやめられない人を見ていると、たばこのニコチンはやっぱりドラッグなのだなぁとつくづく思います。
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タバコのニコチン中毒はけっこう強いものです。タバコの精神的依存性は麻薬クラスです。私はタバコのニコチンは世の中から無くならないと確信しています。
日本では喫煙者は激減していますが、世界に目を転じると、中国、インドを含むアジアの新興国や地域では人口も中産階級も増え、タバコ需要も伸びているのです。
PM(フィリップモリス)の業績、評価、配当、株価
フィリップモリスのROEはずっとマイナスです。
財務分析初心者はこれを見て「債務超過だ、まっかっかだ」と思うでしょう。しかしPMはずっと黒字です。
実はPMは株主のために自社株買いをし続け、そのうちに純資産がマイナスになったのです(出資金よりかなり高い市場価格で自社株を買い続けると、資本の部はそのうちマイナスになります)。
自社株買いをするとプレイヤーの数が減り、各株主の取り分が増えるので株主には大歓迎です。
普通、ROEは高ければ高いほど業績がいいのですが、PMのように純資産がマイナスになるまで自社株買いを進めるとこのようなことになるのです。
PMは利益の蓄積があり、お金に余裕があるからこそ自社株買いができるのです。
どこかの日本の家具会社の女社長のように、利益が減って配当も下げたのに、自社株買いをしたと弁明して株主総会で恥をかくのとは次元がちがいます。
現在の税引き後配当率は、約4%。たばこはもうだめだと思っている人が世の中に多いからか、人気が無く、コストパフォーマンスは最高です。
私の算定ではPMの適正株価は112.75ドル。現在の株価が83-84ドルなのでかなり割安です。
実は私は今年の2月~3月にPMの株を大量に買ったので、今は少し様子を見ていますが、また買い足そうかなとも思っている銘柄です。
PMに興味のある方の参考になれば幸いです。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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