かぶとたいぞうです。
世の中にはお金を貯められない人がいます。
そこそこの収入があるのにお金が足りないと言う人がいます。
「もう十分節約している、これ以上何を節約すればいいのか」とお嘆きの方もいらっしゃるでしょう。
しかしそういう人の中には車を所有している人がけっこういると思います。
車を手放せばお金は残る
そういう人には、いっかい車をお捨てになることを強くおすすめします。
車は便利です。住む地域によっては車なしの生活はあり得ないと思うでしょう。
しかし私は車を捨てました。40年間、車なしの生活などしたことのない私が思い切って捨てたのです。
車を手放せば毎月何万円も浮く
私が乗っていた車は何もかも高かったので、車を捨てることで1ヶ月10〜15万円くらいは浮きました。
軽自動車など維持費の安い車でも、ガソリン代、保険代、車検代、駐車場代、修理・メンテナンス代などをすべて入れると、1ヶ月平均で最低でも2〜3万円程度はかかるのではないでしょうか。
車を手放したらそのぶんバス代や電車代がかかると思うかもしれませんが、車の維持経費及びガソリン代に比べたら公共の交通費などわずかです。
車を捨てると歩くようになる
私は車を捨てたおかげて歩くようになり、足腰が丈夫になりました。
買い物などはすべて徒歩です。歩いて30分くらいで行けるところなら歩きます。バスには乗りません。
それ以上の距離ならバス、地下鉄、JRなどを利用します。
グーグルマップでバス路線網を調べるのも楽しい
バス路線網もけっこう覚え、どこにでも安いバス代で行けるようになりました。活動範囲はむしろ広がったと思います。
当初は、車がないとどこにも行けないと思っていました。しかし調べてみると札幌には縦横無尽にバス路線が張り巡らせていて、どこにでも行けます。
今のグーグルマップはバスの路線も発車時刻も教えてくれます。調べていると楽しいです。
バスでもマイカーでも所要時間はそれほど変わらない
散歩かたがた少し歩くと別の系統のバスにも乗れて、札幌市内のどこに行くにも1時間もかかりません。
車を出して目的地近くの駐車場に入れる時間を考慮すれば、車もバスも所要時間はそれほど変わらないのです。
それでも車に固執するのは
つまり、車を所有しているのはただ単に歩くのが嫌だからか、あるいは見栄や世間体で持っているだけなのではないでしょうか。それで本気で節約していると言っているなら笑ってしまいます。本気度がまったく足りません。
いちど車を捨ててみてください。度胸がいりますが、意外と不便ではありません。不要な外出も減り、出費は間違いなく減ります。
車を捨てると出費は劇的に減る
それと車を捨てるぐらいの心構えができると、他の無駄な出費も改めるようになり、月々の生活費は劇的に減ると思います。
1ヶ月5万円節約できれば1年で60万円。それを10年間続ければ600万円の節約になります。そのお金を米国株にでも長期投資すれば資産形成ができます。
生活を立て直したり資産形成したいなら、いっかい身をかがめよ
そのようにして、いっかい身をかがめて、十分余裕ができてから、どうしても車が欲しいのならまた買えばいいのです。
人はいっかい身をかがめると、その後とても楽になります。しばらくの間不自由を我慢して、それに慣れた後に少しずつ戻していけば、とても豊かで贅沢な気持ちになって幸せを感じます。
本気で節約したいならいっかい思い切って身をかがめてください。
生活レベルを下げることに抵抗する伴侶や恋人
自分はそうしたいけれど、それを拒む伴侶や恋人がいて無理だと言うなら、真剣に話し合ってください。
その人がもし今後も本気であなたと生きていこうと思っているのなら必ず協力してくれます。
どんなに一生懸命説明しても「そんなの嫌だ」「それだけはやめて」と言うなら、一緒には生きていけない相手です。早晩別れることになりますから無視していいでしょう。
生活を立て直すには強い決意が必要なのです。
私は身をかがめたおかげで今は幸せ
私はこの3年間、車を売って思いっきり身をかがめて節制生活をしました。そのおかげ最近は楽です。
最近は少しずつ贅沢をしておりますが、罪悪感を感じるほどです。
贅沢と言っても、時々スーパーで寿司を買ったり、散歩の途中で喉が渇いて飲み物を買ったりする程度です。以前はそんなことすらしなかったので私には贅沢に感じるのです。
いっかい生活レベルを下げておけば、後に幸せを感じる
あまり急激に贅沢に戻らないように気をつけますが、お金に余裕ができてきたので、その範囲で少しずつ生活レベルを上げるのは悪いことではないと思っています。
それもこれも、いっかい思い切って節約したおかげです。幸せを感じます。
だから皆さんにもおすすめするのです。
ごきげんよう。
【関連性の高い記事】
【かぶとたいぞう有料ノート】
この記事があなたのお役に立った場合、下の「いいね!」をクリックして頂けると、たいへんはげみになります。
【あわせて読みたい】
同じカテゴリーの最新記事5件
-
【生きかた、考えかた】人に何か言われてカーッとなったり、いつまでも根に持つのは -
【学問】どうして勉強しなければならないか。若いころ誰も教えてくれなかった疑問に今は自分で答えられる -
【しあわせって何?】幸せの正体は分かっているが、いつも幸せであるのは難しい -
【対人関係】誰かに嫌な態度をとられ、自分を反省するのも良いけれど、問題は相手にあるのかもしれない -
道を求める者は世俗を離れ、ひとり山中に身をひそめて自分との対話を楽しむ。たまの話し相手は古典
「カブとタイ」をいつもお読みいただき、まことにありがとうございます。
著者かぶとたいぞう拝。
記事のカテゴリー/タグ情報