かぶとたいぞうです。
米国株も米ドルも「下がる、下がる」と多くの人が言っていますが、ちっとも下がりません。
ある評論家は「4月中に米国株バブルは崩壊する」と言って恥をかき、あるエコノミストは「5月に米国株は暴落する」と言って信用を失いました。
「6月には必ず米国株は20%程度下がる」と言った専門家もいましたが、6月末になった今でも米国株はそれほど下がってはいません。
米ドルも「100円くらいまで下がる」と言うエコノミストがいましたが、下がるどころか上がっています。
「下がる」という予想に乗せられて買うチャンスを失わないために
こういうことは昔からよくあるのです。そして「下がる」という予想を信じた人たちは、下がるのをいつまでも待って、結局は株式購入の機会を失うのです。
私も以前にそのような失敗をした苦い経験があります。だから市場が不安定な時は「円コスト平均法」で定期定額購入をします。
円コスト平均法で毎月50万円の定期購入
今年は1月からずっと毎月日本円できっかり50万円分ずつ米国株を買っています。この6ヶ月で300万円分になります。
今月分は今朝注文を入れました。
ファイザーを50万円きっかりの株数で注文
今月のターゲットはファイザーです。115株の買い注文を成行で入れておきました。
ファイザーの昨日の終値が39.12ドルなので、115株で4,498.8ドル。注文する直前の為替レートは110.62円でしたので、日本円で約50万円になります。
実際の計算は逆で、先ず50万円をその日の為替レートで割って米ドル単位とし、それを前日終値で割って株数を決めます。その結果が115株だったのです。
SBI証券の口座に残っていた米ドルの残高で注文
SBI証券の口座に米ドルの残高が1万ドル(110万円)程度ありました。1ドル105円の時にSBIネット銀行の米ドル普通預金で買ってSBI証券に移しておいたものの残りと、私が持っている米国株の配当です。だから今回の注文は米ドル決済にしました。
来月分の50万円も米ドルで決済できますが、再来月には米ドルの残高が底をつきます。
ドルが下がってほしい
8月ぐらいまでに米ドルが下がって欲しいですが、思い通りにいかないのが相場です。
日本という国の国際的評価がどんどん下がっているので、中長期的には日本円も下がっていくような気がします。
次回ほんのちょっとでもドルが下がったら思い切って買っておく必要があるかもしれません。
円コスト平均法での定期購入は市場が開く前の成行注文で寄り付きを買う
円コスト平均法での定期購入はいつも市場が開く前に成行注文を入れています。
市場が開くのを待って株価を見ながら、安くなったタイミングで買い注文を入れるという方法もあります。でもその方法だとなかなか下がらずタイミングを失ったり、まだ下がると思ってねばったり、キリがありません。そもそもタイミングを見て買うのは定期購入の意図に反します。
夜遅くまで起きてられないし
それに歳をとると夜がつらく、起きているだけで精一杯です。正しい判断ができなかったり、注文入力を間違うかもしれません。
だから、毎月月末(または今回のように月末の1日前)に、頭がしっかりしている朝から成行の買い注文を入れておくのです。
そして寄り付き(市場が開いた直後の最初の取引)で少しでも値が下がってくれることを祈るのです。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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