かぶとたいぞうです。
今年の夏はけっこうキャンプに行きました。これからもまだ行く予定ですが、もうすでに3回に分けて、のべ10泊もキャンプをしました。
1回目は秩父別、朱鞠内、鶴沼(新十津川)の3キャンプ場でテントをはりました。
2回目は余市の海岸にテントをはりました。
3回目は、日高、広尾、コムケ湖、音威子府、上富良野(2泊)にテントをはりました。
10泊もキャンプをすると、それぞれのキャンプ場で、様々な人たちを観察することができました。
海のキャンパーはうるさい
ビーチや海に近いキャンプ場は、家族や団体が多く、夜遅くまで宴会をやったり花火をやっったりして、とてもにぎやか(うるさいくらい)でした。
その傾向は昔からありました。だから私はなるべく海ではキャンプをしないようにしています。
山のキャンパーは静か
いっぽう、山とか湖、川べり、沼にあるキャンプ場はソロキャンパーが多く、とても静かでした。
特に朱鞠内、音威子府、コムケ湖の各キャンプ場は、遠くて不便な場所にあることも手伝って、うるさい人たちは全くいませんでした。夜になるとみんな寝て、キャンプ場は静まりかえっていました。
今年はソロキャンパーが多い
さてそんな中で、今年はソロキャンパーの人が目立ちました。
私は若い頃からキャンプが好きで、今までも年に4、5回はキャンプに行っていますから、以前のことも良く覚えています。
ソロキャンパーがこんなにも増えたのは最近のことです。
昔はソロキャンパーは珍しかった
2年くらい前までは、ソロキャンパーと言えば、たまに見る釣り人とか中年のカヌー乗りのおじさん、達観した仙人のような風貌のおじさんくらいで、それもごくわずかでした。
たいていは、どこのキャンプ場も家族か若者のグループがほとんどでした。
今年はソロキャンパーのほうが多い
ところが今年はソロキャンパーが目立ち、特に山や湖、沼など、海以外のキャンプ場は8割以上がソロキャンパーでした。女性のソロキャンパーもいました。
こんなことは初めてです。
バイクのソロキャンパー
バイクのソロキャンパーも増えています。
以前から、夏になると道外から大勢のライダーが北海道に来ていました。しかし、以前はほとんどのライダーが「ライダーハウス」や「旅館」「民宿」などの安宿を利用していました。
今年は逆にキャンプ場でソロキャンプをする人のほうが多いようです。
車のソロキャンパー
ソロキャンパーはバイク乗りだけではありません。自動車で来るソロキャンパーも結構います。
自動車で来るソロキャンパーとバイクのソロキャンパーはすぐに見分けが付きます。
車のソロキャンパーとバイクのソロキャンパーの違い
車のソロキャンパーは1人なのにもかかわらずテントが大きく、スクリーンタープも大きくはって、バーベキューコンロやダッチオーブンなど、キッチン道具を豊富に並べます。
そして夜になると必ず煌々と「かがり火」を焚きます。「かがり火」の他にランタンもつけています。
バイクのソロキャンパーはテントが小さく、タープをはるとしても小さめで、それ以外はほとんど何も持っていません。荷物をあまり持ちたくないからです。炊事道具は最小限で、せいぜいガスボンベと小型コンロくらいです。
ソロキャンパーの共通点
でも、車のソロキャンパーもバイクのソロキャンパーも共通している点があります。
それは、どのソロキャンパーもいい道具を持っているという点です。コールマン、モンベル、スノーピークなど高級ブランドのテントやタープがほとんどです。
聞くと、有名な芸能人ソロキャンパーがテレビなどで紹介した道具が人気になっているそうです。
良いブランドの道具を使うのは良いことだが
まぁ、それらのブランドの商品はしっかりしていて私も愛用しています。
ファッションブランドとは違って、機能や安全性、耐久性、実用性が備わった信頼のブランドなので値段に応じた価値はあります。
しかし、あまりにも皆んな同じブランドの同じデザインのキャンプ道具を持っているので不思議な感じがします。以前はそんなことはありませんでした。
+++
ソロキャンプは時代に合って大人気
長引くコロナ禍。密を避けて楽しむソロキャンプは時代に合っていて大人気です。
ところが北海道の公営のキャンプ場は道の要請で次々と閉鎖されています。
市営や町営の無料、あるいは低料金の優良キャンプ場が減っていく中、頑張ってやっている民間経営のキャンプ場が道内外のソロキャンパーを支えている状態です。
ソロキャンプくらいは見逃してほしい
ワクチンが普及するまで我慢しなければならないという気持ちもありますが、密を避けて楽しむソロキャンプくらいは見逃してほしいです。
今の感染者増大が、ワクチン普及前の最後の峠でありますように。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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