パタヤの安い食堂で誕生日を祝う

かぶとたいぞうです。

今日は私の誕生日です。この歳になると、誕生日なんて別に楽しいことでも何でもありません。しかし、今年は少し違います。





近所にある、行きつけの食堂

ここパタヤでも私の住んでいるところは、けっこう奥まったローカルエリアです。海からはサウス・パタヤ・ロード沿いに歩いて15分くらいの場所です。

そのローカルエリアに私がいつも行く安い食堂があります。食堂に名前はありません。店主が「ドン」と言うので、みんなは「ドンの店」と呼んでいます。

2週間前のある人の誕生日

その食堂で、2週間ほど前、ちょうどソンクランが始まるちょっと前、ある人の誕生日が行われました。誕生日といっても、ただみんながご馳走を持ち寄り、「誕生日おめでとう」と言って乾杯するだけの質素なものでした。

私は誕生日に呼ばれたわけでもなく、誕生日だと知っていて行ったわけでもありません。偶然出くわして参加したのです。

誕生日の当人は安い食堂の隣に住んでおり、自分で料理をせっせと作って来てはみんなに振舞っていました。

ちなみに、タイの食堂ってのは、何でも持ち込みOKのところが多いです。この食堂もそうです。家から食べ物を持って行っても、その辺の屋台で買ってもOKなのです。

ビールだけはこの食堂で売っているので、みんなそれを買って飲みます。そのビールもチャンの大瓶で60バーツしかしません。近くのセブンイレブンで買えば56バーツですから、4バーツしか高くないのです。しかも、グラスは出してくれるし氷も無料で出してくれるし。いったいどうやって経営が成り立っているのかと思ってしまいます。



タイでは誕生日の当人が振舞う

で、その時、誕生日の当人が次々と料理を作ってみんなに振舞うのを見て「タイでは誕生日の当事者がみんなにご馳走を振舞うのだなぁ」と思いました。

そして、私も振舞いたくなって、「4月26日(今日)が私の誕生日だ。その日はこの店で誕生日をやりたい」と言ってしまったのです。

今日は上等なウィスキーと刺身、寿司を多めに買ってその安い食堂へ行きます。

パタヤに来て1ヶ月近く経ちますが、まだ1度も女性のいる店で飲んでいません。バービアにもagogo(ゴーゴーバー)にも一度も行っていません。それどころか、今回はマッサージにすら行っていません。

誕生日に振舞うのは価値の高い使い方

それらの店に行かなかった分、自分の誕生日にいつもお世話になっている店主やおかみさん、こっちでできた友人、常連客みんなに振舞うのです。お金の使い道としてはこっちのほうが価値があると思います。

もう少し若いころなら、自分でご飯を炊いて寿司飯を作り、現地で寿司を握って振舞うところです。しかし、最近は何をやるにも失敗を恐れるようになり、結局近くのスーパーで寿司も買うことにしました。

本当は私が握ったほうが美味しいのですが、こっちの米と、酢、砂糖の按配がむずかしそうです。失敗して「日本の寿司ってこんなものか」と思われたら困ります。

もっとご馳走をたくさん持って行ってもいいのですが、2週間ほど前の人の誕生日にならって、あくまでも質素にやろうと思います。

既にこちらでできた友人「ソンブン」やその友達の「アニー」も何か料理を持ってくるようなことを言っていたし、店のおかみさんも何か作ってくれるらしいです。ご馳走は充分でしょう。

誕生日を多くの人に祝ってもらうのは5年ぶりです。ちょうど5年前の今日、札幌円山のジャイズ・カフェというバーで私の誕生パーティーを盛大にやりました。何人かのDJ仲間も来てくれて盛り上がりました。その時は私の娘夫婦も来てくれました。

あれから5年。久しぶりの誕生会です。しかもパタヤで。

いったいどんな誕生会になるのか楽しみです。結果は明日ご報告します。

ごきげんよう。


【関連性の高い記事】



この記事があなたのお役に立った場合、下の「いいね!」をクリックして頂けると、たいへんはげみになります。

【あわせて読みたい】


同じカテゴリーの最新記事5件


「カブとタイ」をいつもお読みいただき、まことにありがとうございます。
著者かぶとたいぞう拝。


記事のカテゴリー/タグ情報

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

*