かぶとたいぞうです。
ギャンブルをやる人は駄目な人です。
人にはそれぞれ、その人なりの趣味とか嗜好とかがあります。どんな趣味を持とうが、どんな食べものが好きであろうが、それはその人の自由だと思います。でも、ギャンブルをやる人はやっぱり駄目な人です。
ギャンブルをやる人が駄目な理由
ギャンブルをやる人がなぜ駄目なのか、理由を挙げましょう。
- ギャンブルをやる人は頭が悪いから
- ギャンブルをやる人はまじめに仕事をしないから
- ギャンブルをやる人はギャンブルに依存するから
理由をひとつひとつ解説します。
1.ギャンブルをやる人は頭が悪いから
2人で100円ずつ出し合って、じゃんけん勝負をするとします。1人100円で2人分なので、テーブルの上には200円あります。
さて、じゃんけんに勝ったほうは、テーブルの上にある200円の中から150円を賞金としてもらえます。負けたほうは、自分が出した100円を失います。
「あいこ」の場合は勝負がつくまでじゃんけんを繰り返します。
2人で勝負をするわけですから、勝つ確率は2ぶんの1です。勝ったときの賞金は150円です。参加料は100円です。
あなたならこの勝負に参加しますか。
参加するという人はバカです。期待値は75%しかありません。この勝負をやり続けると、25%ずつ失います。1億円が7500万円になります。
でも、こんな勝負をやり続ける人が世の中にはいるのです。競馬がまさにそれです。
競馬は掛け金から最初に25%引かれて、残りを勝負にかけ、当たった人が総取りする仕組みです。じゃんけんよりは少し複雑ですが、基本は同じです。
競馬をやる人はこのことを理解できません。
経済や通貨の発達していない未開の地に生きる人に現金を渡すと、すぐにくだらない事に散財したり、騙されて奪い取られますが、競馬をやる人はまさに未開の地に生きる人と同じ程度の頭しか持っていません。
あるいは理解していてもやめられません。依存症になっているからです。
「趣味」だとか「馬が好きだから」とかと偽って、いつまでも期待値75%の勝負を続けるのです。馬が好きなら行く場所が違います。競馬場ではなく、牧場に行くべきです。
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競馬よりもっとひどいのが宝くじです。宝くじの期待値は50%より低いのです。
宝くじを1000円分買った人は、自分は1000円分宝くじにかけたと思っていますが、実際には、買った1000円から先に500円ちょっと引かれて、かけ金は490円くらいなのです。
宝くじも少し複雑にしていますが、基本はじゃんけん勝負と同じで、勝った人の総取りです。
じゃんけん勝負に例えると、2人で100円ずつ出して、テーブルの上には200円。そこから胴元が半分の100円を先に取り上げて、テーブルの上には100円しかありません。勝っても100円が戻るだけ、負けたら100円がとられます。絶対にやってはならない勝負です。
でもこれが3人になると、1人が100円づつ出し合って300円、胴元が半分の150円を引いてテーブルの上には150円、3人のうち勝った人が150円を総取りするので、勝った人は喜ぶのです。
でも、勝つ確率は3ぶんの1、参加費は100円、賞金は150円、期待値は50%です。この勝負はやるたびに自分の金が半分になります。やり続けると1億円は半分の5千万円になります。
よく宝くじで「運勢を占う」という人がいますが、こんなもので運勢を占うのはバカのすることです。
宝くじは買い続けると確実に持ち金を減らすのに、宝くじを買う人は繰り返し繰り返し買うのです。
宝くじを買う人の合言葉は必ず決まっています。「夢を買う」、「買わなければ当たらない」です。
期待値50%以下のギャンブルに金をかけて夢を買わないで欲しい。夢とはそんなものではありません。
買わなければ当たらないのはその通りですが、買ってもたいていは当たりません。
「夢を買う」も「買わなければ当たらない」も買わせる側の宣伝文句なのです。そんな言葉に騙されるのだから、やっぱり宝くじを買う人は競馬をやる人と同様、頭が悪いとしか思えません。
2.ギャンブルをやる人はまじめに仕事をしないから
ギャンブルに手を出す人は、「楽して金を得よう」、「金さえ手に入ればどんな方法でもかまわない」という思考になりがちです。これが高じるとまじめに仕事をやらなくなります。
最初は遊びごころで始めても、1度勝ったり、勝った人の話を聞くとギャンブルにのめり込むようになります。まじめに仕事をやってられなくなります。
仕事はつらいものです。しかし、ギャンブルは楽です。ギャンブルに勝てば何の苦労も無く大金が手に入ります。1度ギャンブルにのめり込んだ人には、もうまじめに仕事をすることがバカバカしくなります。そして、なんだかんだと理屈を言って仕事をしなくなります。
3.ギャンブルをやる人はギャンブルに依存するから
ギャンブルにのめり込んで仕事をまじめにやらなくなった人は、もう病気です。ギャンブル依存症です。負けるのが分かっているのに、なけなしの金を握りしめて競馬場に行きます。既に自分で自分の感情も行動もコントロールできません。
依存症になる手前でどうにか改心してギャンブルを絶てる人は強い人です。
でも、ギャンブルの毒はきついのです。ギャンブルをすっかり絶ったはずなのに、何年かしてまた急に再開してしまう人が多いのです。
いつまでたってもギャンブルがやめられず、だんだん貧乏になっていく人が多いのです。有り金を全てギャンブルで使い果たし、女房子供を泣かすのです。
ギャンブルをやる人とは付き合わないほうがいい
自分がギャンブルから遠ざかることはもちろんですが、ギャンブルにのめり込むような人とはあまり付き合わないほうがいいです。
特に恋人、結婚相手にギャンブル依存症の人を選ぶと、自分の人生も終わります。そんな人との間に子供を作ると、子供も道連れにして地獄に落ちます。
親兄弟、親戚にもギャンブルにのめり込むような人がいたら、距離をおいたほうがいいです。金の無心しかしませんから。
友人もギャンブルとは縁遠い人がいいです。ギャンブルにのめり込むような人は頭が悪いし、短絡的だし、不真面目な人が多いからです。
時々やるくらいならまだいいですが、時々がしょっちゅうになり、そのうちに依存症になるのがギャンブルなのです。ギャンブルは怖いのです。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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