かぶとたいぞうです。
現在私が保有している米国株は、8銘柄です。他に日本の株が1銘柄あります。
私の保有株、コロナ前後の値動き分析
コロナの影響が一段落した今、私の保有株の棚卸しと言うか、再チェックをしてみようと思います。
私は基本的にバイ&ホールドです。買うべき銘柄を選定するまでは時間をかけますが、一度買ったらその会社を信じて死ぬまで保有し続けます。
ふるいにかけるわけではないが
だから途中で再スクリーニングする(ふるいにかける)必要などありません。
ただ、自分の保有株が今回の新型コロナという未曾有の社会現象の影響をどう受けたかを分析しておきたいのです。それによって各銘柄の安定度を推し量り、今後の保有株バランスを再検討したいのです。
老後資金はなるべくリスクの少ない投資先で運用したい
大きな社会現象はまだ起きる可能性があります。私の生きている間に大戦争だって起きないとは限りません。
老後資金を投資するいじょう、なるべく安定した企業に多くのお金を投資したいのです。
かぶとたいぞうの業種別保有株と構成比率
私の保有株は業種別に分けると次のとおりです。
1.食品メーカー(金額構成比率25%)
- ペプシコ
- ゼネラル・ミルズ
2.医薬品メーカー(金額構成比率34%)
- ジョンソン・エンド・ジョンソン
- アッヴィ
3.たばこメーカー(金額構成比率24%)
- フィリップモリス
- 日本たばこ産業
4.航空機・軍需メーカー(金額構成比率10%)
- ロッキード・マーチン
- ボーイング
5.カジノホテル経営(金額構成比率7%)
- ラスベガス・サンズ
かぶとたいぞう保有株、構成比率(バランス)の特徴
食品と医薬品で金額構成比率の約60%と、手堅い布陣を自負しております。分類する人によってはタバコも食品に入れますので、そうすれば食品と医薬品が全体の83%を占めるとも言えそうです。
しかし私は食品とタバコはまったく別のものと考えております。
かぶとたいぞうのリスクヘッジの考え方
世の中にはすべての銘柄を同じ金額構成比率で保有しリスクを分散するという人もいます。しかし私のリスク分散手法はもう少し高度です。
倒産や減配のリスクが小さい銘柄にはより多く投資し、倒産や減配のリスクがやや大きいものには少ししか投資しません。それでパフォーマンスのバランスをとり、リスクをヘッジしているのです。倒産リスクはすべての企業で同じではありませんから。
コロナ影響下での各株価の値動き分析
各企業の値動きがコロナの影響でどうなったのか分析してみました。
個別銘柄の値動きと分析は長くなるので省略し、分かったことと結論のみ述べます。
ちなみに私は値動きそのものにはあまり興味を持っていません。安くなったら買い足したいと思っている程度で、上がったら嬉しいとは思いません。株を売るつもりがない人には株が上がっても意味がないのです。
ただ、コロナの影響で株価が著しく下がる企業はそれだけ多くの人がリスクを感じていることがうかがえます。下がった理由を考えることでリスク分析の参考になると思うのです。
コロナ前後の値動き分析で分かったこと
- 食品はコロナに強かった。他の株に比べて株価の乱高下は少なかった。暴落につられて一瞬だけ値を下げたがすぐに回復した。
- 医薬品メーカーは乱高下がややあったが、回復は早かった。
- タバコはコロナの影響をモロ受けた。今は値が回復してきたが、それは全体的な株高につられて上がっているだけだと思う。
- 航空機・軍需はコロナの影響をやや受けた。しかし、ロッキード・マーチンは軍需色が強いのでそれほどでもなかった。ボーイングの乱高下はコロナ以前の問題によるところが多い。
- ラスベガス・サンズはボロボロだった。今は値を戻しつつあるが、それは全体的な株高ムードの影響によるものだと思う。ブラック・ジャックやポーカー、バカラなどの対面ギャンブルは確かにコロナに弱い。
結論
- より強力な布陣をひくために、食品と医薬品メーカーの構成比率を最低70%、できれば80%まで上げる。
- その際、食品の構成比率をより上げて食品と医薬品を同率にする。(食品35%、医薬品35%)
- タバコは配当が出ているうちは持ち続ける
- ロッキードマーチンは持ち続けるが、ボーイングは無配になったので株価が上がったら売るかもしれない。
- ラスベガス・サンズは面白い会社だから持ち続けたいが、このまま無配が続くならいずれ売るしかないかもしれない。
その他注釈
ボーイングはコロナ騒動のドサクサに紛れて平均115ドルで買ったのです。私には珍しくギャンブル買いなので、倍の230ドルを超えた現在いつ売ってもいいと思っています。
ラスベガス・サンズが無配になったのはとても残念です。ラスベガス・サンズの話をここで書くと文章が長くなってしまうので後日独立した1記事を上げる予定です。
たとえ戦争が起こっても潰れないで配当を出し続ける会社に投資したい
株価の上がり下がりそのものには興味がありませんが、コロナで無配になった企業、コロナの影響をモロ受けて株価が大幅に下がった企業は要注意です。
老後資金はたとえ戦争が起こっても潰れないで配当を出し続ける会社に投資したいのです。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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