かぶとたいぞうです。
毎年この時期になると世界の平和について考えさせられます。
世界の恒久平和
小学生のころ、学校の先生に教わりました。「日本には平和憲法がある。日本はこの平和憲法をひっさげて、世界平和実現のためにリーダーとして貢献していく。いまにこの世の中から戦争がなくなり恒久平和が実現するだろう」と。
小学生の純真な心で私は先生の話を信じました。
その後日本は経済的に目覚しい発展を遂げ、確かに先生の言うとおり世界のリーダーの一員になりました。しかしまだ恒久平和は実現していません。世界平和実現のためにリーダーとして貢献しているのかどうかも疑問です。
世界で次々に起こる戦争
世界は恒久平和どころか、いたるところで絶えず戦争・紛争が発生しています。
ベトナム戦争、湾岸戦争、アフガン戦争、イラク戦争、リビア・シリア内戦、そして今はイラン戦争が起こりそうな雰囲気です。
私はいろいろなところで戦争や紛争が起こるたびに想います。「人間っていつまで経っても戦争をやりたいんだなぁ」、「戦争は人間の闘争本能だからどんなに時代を経ても変わらないのかなぁ」、「科学技術がいくら進歩しても人間の心はちっとも進化しないのだなぁ」と。
世界の列強がどんどん武器を開発します。より破壊力のある核兵器を製造します。
「抑止力だ」「脅かすだけで使わない」と言いますが、使わないものなら作る必要はないはずです。そもそも武器で脅かして平和を維持するしかないのでしょうか。
世界は今でも武力が支配している
私たちは学校でも社会でも「話し合いで解決する」ことを教えられました。「暴力は絶対に許されない」と躾けられました。
しかし、世界のリーダーたちは未だに武力で相手を脅かし、暴力で問題を解決しているのです。「話し合い」と「非暴力」を守らされているのは我々庶民だけです。政府の治安維持のためです。
日本は本当に世界平和実現のために貢献しているのでしょうか。平和憲法をひっさげて、世界平和実現のためにリーダーとして貢献しているのでしょうか。
平和憲法の改正は世界平和に逆行しないか
日本は今や、その「平和憲法」をも改正しようとしています。むしろ世界平和実現から後退しているのではないでしょうか。
私は今でも小学校の先生が言った言葉を信じたいです。
しかし、半分あきらめのような気持ちで、半分醒めたような目で世界を見ています。
私が世界最大の軍需メーカーであるロッキード・マーティンに出資しているのは、その複雑な思いからです。
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もし本当に世界平和が実現するなら、ロッキード・マーティンが倒産して財産を失っても本望です。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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