かぶとたいぞうです。
タイの物価は平均して日本の物価の3分の1程度です。しかし、中には他のものと比べて割高なものがあります。逆に割安のものもあります。
今日は、割に高いもの、安いものを分類整理したいと思います。
ワイン、チーズ、タイでは輸入品はけっこう高い
ワインは日本より高いです。日本で500円以内で買えるようなワインが、普通に300バーツ(1000円)以上します。平均物価が日本の3ぶんの1なのに、逆に日本の2倍なので、タイのワインはタイの平均的な物価の6倍もすることになります。
チーズも高いです。日本で500円くらいで買えるチーズのかたまりが、やはり最低でも300バーツ、高いものなら500バーツ(1750円)もします。
インスタントコーヒーも高いです。コーヒーに砂糖とミルクが入ったスティック状のインスタントコーヒー(ネッスル)は日本のドラッグストアで買うと30個入りで260円で買えますが、タイだと同じものが150バーツ(525円)します。日本の2倍です。
これら異常に高いものは共通して輸入品、もしくは海外ブランドのものです。きっと関税が高いからだと思います。
ビール、ウィスキー、酒類が全般的に高い
輸入品ほどででは無いですが、酒類も全般的に高いです。特にビールが他の物価に比べて高いです。
タイ国産のビール大瓶の値段が56バーツ(200円)です。
世界一ビールの高い日本から比べると安く感じるかもしれません。日本だと大瓶で360円くらいします。
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しかし、日本以外の他の国と比べると、タイのビールは高いです。
ちなみに筆者が今年の6月に滞在した、イタリアのパレルモでは、500mlのビールが0.5ユーロ(65円)で買えます。
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タイ国内の他のものの値段と比較すると、タイのビールが突出して高いことが分かります。
一般的な食堂や屋台で料理を頼むと、安いものだと40バーツ、高いものでも60バーツくらいで食べることができます。それに比べて、ビールはセブンイレブンで買っても56バーツするのです。料理代よりビール代のほうが高くつきます。
世界一ビールの高い日本でさえも、ビール1本の値段が料理の値段より高いことは滅多にありません。
タイではビールはかなり高いものなのです。ぜいたく品なのです。ビール以外の酒類も全般的に高いです。
ワインが高いことは既に言いましたが、タイではウィスキーも比較的高いです。
きっと酒税が高いからだと思います。
超高いもの~超安いもの、タイの物価を整理
気のついた範囲内で、タイの物価を整理すると次の通りです。
高いか安いかは日本の物価と比べてではなく、タイの平均的な物価と比べてです。
超高いもの
- ワイン(1500円)
- チーズ(1500円)
- インスタントコーヒー(1回18円)
- 牛肉(100g150円-200円)
高いもの
- ビール(200円)
- ウィスキー(4号瓶で1300円)
- 日本の食品
- 牛乳
- 100%ジュース
- 豆腐
- ヨーグルト
- 鶏卵
- 魚・シーフード
- ホテル代
- トイレットペーパー
- 石鹸、シャンプー
平均的なもの
- くだもの
- 鶏肉
- 豚肉
- パン
- インスタントラーメン
- 日用雑貨
- 洗剤
- ペットボトルの水
安い物
- 野菜
- 米
- アパート代
- 水(販売機)
- 外食(屋台、食堂)
超安いもの
- マッサージ(1時間525円)
- 床屋(男性350円)
断片的な見方なので偏りがあるかもしれませんが、だいたいの傾向はつかめていると思います。
タイの物価の傾向と分析
察するに、輸入品と酒類にはかなり高率の税金がかかっていのだと思います。だから高いのだと思います。
また、外国人観光客が買うようなものは割高なのだと思います。高くても売れるからだと思います。
牛肉が高いのは仏教的な理由もあるかもしれません。タイ人は敬虔な仏教徒が多く、牛肉は食べません。
いっぽう、タイの庶民が買うようなものは健全な競争原理が働き、高くはならないのだと思います。
タイは人件費が安いので、マッサージや床屋など、ほぼ人件費が100%のサービスは安いです。私は利用したことがありませんが、掃除、家政婦、修理などのサービスも安いのではないかと推察します。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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