かぶとたいぞうです。
現在、ここパタヤではコロナ規制の解除が徐々に進んでいます。
パタヤではレストランでの酒類提供は解禁されたが
前回の緩和で、食堂やレストランでの酒類提供は解禁となりました。しかし、バーやバービア、パブ、ナイトクラブなど、お酒を主とした形態のお店はまだ営業自体が禁じられたままです。ビーチでの飲酒も禁止されています。
レストランかバーか
近頃はレストランかバーかでもめるケースがしばしばあり、営業再開をしても警察の判断で営業を禁止させられるバーも出てきていました。
バーなのに、にわかごしらえのキッチンを作り、店頭に食事メニューをデカデカと貼り出し、いかにも「レストランでございます」と言ってバー営業を再開した店があったからです。
レストランかバーかを客観的に決めるのは難しい
しかし実際、レストランなのかバーなのかを客観的に決めるのは難しく、グレーゾーンのお店はたくさんありました。
レストランの営業許可なのにもっぱらビールを注文する客ばかりで実態はバーと変わらないような店もけっこうあります。
バーの営業許可でも食事を提供している店もけっこうあります。
日本やヨーロッパはレストランとバーの混合携帯の店がメイン
そもそも食事をしながら酒を飲むのは日本でもヨーロッパでも一般的です。レストランとバーには境目はないのです。日本の「居酒屋」やイギリスの「カフェ」、スペインの「バル」なんかはまさにそんな店です。
タイ人は食事と飲酒を分ける
いっぽうタイの人は食事と飲酒を切り分けます。
食堂で食事をした後にバーで酒を飲むのです。食堂には酒が無く、バーには食べ物がありません。タイ人には食事と飲酒はまったく別物なのです。
そんなタイ人の食事習慣と外国人の多いパタヤの飲食店形態には自ずとギャップがあります。レストランなのかバーなのか区分けが付きづらいのは当たり前なのです。
昨夜ソイブッカオのTree Townで大規模摘発
さて、そんな認識混乱がつづくパタヤで、昨夜は大規模なバー営業の摘発があったようです。
場所は以前から本ブログでも度々ご紹介しているソイブッカオのTree Town界隈です。
参考:ソイブッカオのTree Town
レストランかバーかの認識混乱に乗じて多くのバーが営業再開し、ソーシャル・ディスタンスを守っていないとの苦境・密告が相次いだためパタヤ警察が動いたようです。
大規模摘発で処罰を受けたり営業禁止となった店もたくさん出たようです。
営業できる店を制限するから客が集中する
食堂やレストランでも複数の人が集まり酒を飲んだらバーと同じです。
営業できる店を制限するから、ひとつの店に客が集中してソーシャル・ディスタンスが守れなくなるのかもしれません。
オープンエアーでソーシャル・ディスタンスを守れれば、バーの営業も良いのではないか
ゴーゴーバーやディスコ、ナイトクラブ、カラオケなど密閉空間に人が集まるスタイルの営業はまだ早いと思います。しかし、オープンエアーの店(ドアで閉じられていない店)ならばたとえ酒中心でも一定のルールのもと再開してもいいのではないでしょうか。
次の段階の規制緩和に期待します。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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