タイは「微笑みの国」だけど、タイ人は怒らないのか、ケンカしないのか

かぶとたいぞうです。

「タイ人はいつもニコニコ笑っていて、決して怒らない」

これは多くの人がタイ人に対して描いているイメージです。しかし現実は違います。



タイ人は時々「キレ」る

タイ人は日頃は愛想笑いをしていますが、時々「キレ」るのです。「キレ」たら大暴れします。

ここパタヤは観光地ですから、観光客が接するような場面ではタイ人はめったに怒りません。

パタヤのタイ人が観光客の前で怒ることはない

ホテル、ゴルフ場、ビーチリゾート、ショッピングの場、マッサージ店、レストラン、ナイトライフ、あらゆる観光シーンで接客するタイ人は常にフレンドリーです。接客応対も熱心で心地良いです。

タイ人は接客の場面では常にニコニコするように教育されています。

一部そうでないスーパーマーケットや公共サービスもありますが、たいていのタイ人は社会通念上、笑顔を大事にしています。特に外国人に愛想が良いです。



ビジネスから開放されると、タイ人の抑圧された感情が爆発することがある

しかし彼ら、彼女らも、ひとたび仕事が終わったらひとりの生活者に戻ります。

常に愛想笑いをしていなければならないという抑圧された感情が爆発することがしばしばあるのです。

タイ人どうしのささいなことでケンカ

隣近所の騒音やゴミ出しでケンカします。特にタイの女性同士の喧嘩は激しいです。男の取り合い、嫉妬や妬み、ちょっとしたことで腹を立てます。ちょっとしたものの言い方や仕草で腹を立て、取っ組み合いのケンカをすることもしばしばあります。髪を掴んで殴る蹴る。見ていて恐ろしいです。



映画「男はつらいよ」の寅さんみたいなタイ人女性

タイの女性には映画「男はつらいよ」の寅さんみたいな人がたくさんいます。気が良くて、ケンカっ早くて、おっちょこちょいで。ケンカしても、しばらくすれば「マイペンライ」。何事もなかったかのように一緒に酒を飲んで大声で笑うのです。

男も時々キレて物を壊したり大声を喚き散らします。たいていは女が文句ばっかり言うからです。

パタヤのローカルエリアはケンカが多い

私はパタヤでも比較的ローカルな現地人居住区に住んでいるので、たまにそういう場面を目にするのです。

夜中に突然、発狂したかのような大声をあげて暴れる人がいます。殴り合いの夫婦喧嘩もあります。



タイはケンカも多いが、うつ病や自殺も多い

調べてみると、タイにもうつ病患者は結構いて、都会ほど患者数が多いようです。自殺者も意外と多いのです。精神的に追い詰められている人が多いからケンカも多いのでしょう。

「タイは暖かいので、みんなのんびり。笑ってばかりでケンカも争いもない」なんてことはありません。実際は日本よりケンカは多いです。しかも派手なケンカばかりです。

無理に愛想笑いしていると抑圧された感情が爆発する

特にパタヤのような観光地のタイ人は「微笑みの国」のイメージを守るために仕事では無理に愛想笑いをしています。だから仕事を離れると抑圧された感情が時々爆発するのです。

爆発が観光客に向けられることは滅多にないので、皆さんは心配要りません。



無理にニコニコする必要はない

私も小さい頃から礼儀作法として人前でニコニコするよう厳しくしつけられました。家が飲食店をやっていたのでなおさらです。

それで私も時々「キレ」るのかもしれません。まぁ最近は滅多にキレませんが。

無理にニコニコせず、自然体で人と接する方がいいのかもしれませんね。

ごきげんよう。


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著者かぶとたいぞう拝。


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