かぶとたいぞうです。
こちらタイでは中国人の入国制限は今のところ全くしていません。基本的には武漢からでも湖北省からでも自由に入国可能です(2020年2月29日現在)。
タイには今でも中国人がいっぱいいる
だから団体客はいませんが、今でも少グループの中国人はいくらでもいます。
私が今住んでいるパタヤでも、カップルや家族連れの中国人旅行者をよく見かけます。パタヤビーチを歩いていると必ず中国人と出会います。
中国人がいっぱいいるのに新型肺炎の感染者が出ない不思議
それなのにタイには新型コロナウイルスの感染者はあまりいないのです。パタヤに限っては感染者ゼロです。これだけ中国人がいるのにゼロですよ。日本からもけっこう来てますよ。
とても不思議です。
理由は2つ考えられます。
なぜタイは新型コロナウイルスの感染者が少ないのか
- 本当は感染者が結構いるけど病院に行っていない、または検査していない、あるいは発表していない。
- パタヤは温かいので発症しない、あるいは発症しても軽症で済むので病院に行かない。
感染者が出ているのに発表していないとはあまり考えたくありません。であれば、温かいからなのでしょうか。
パタヤの気温は連日30度
ここパタヤの気温は2月でも連日30度くらいまで上がります。今の気温(正午現在)は30度。体感気温が34度。湿度は67%です。
思えば現在新型コロナウイルスが猛威をふるっているのはいずれも寒い場所です。
中国、韓国、日本は言うに及ばず、イランだってイタリアだって冬は寒いのです。
新型コロナは寒い地域で猛威をふるっている
テヘラン(イラン)の現在の気温は10度です。ミラノ(イタリア)の現在の気温は7度です。北海道ほどではありませんが、けっこう寒いです。
逆に暑い国はどうか。中国から比較的近いオーストラリアやニュージーランドの感染者は少数です。
南半球は今が夏です。シドニー(オーストラリア)の現在の気温は25度です。
シンガポールは感染者が多いが軽症
シンガポールは例外的に感染者が多いですが、次々に治癒しており、死者は出ていません(2020年2月29日現在)。
やっぱり温かいと発症しなかったりあるいは発症しても軽症で済むのかもしれません。
気温より湿度だという人もいますが、私はそう思いません。湿度が低く乾燥していたらウィルスが猛威をふるうのなら、砂漠や乾燥地帯で患者がもっと増えるはずです。空気感染しないのなら気温が一番の理由でしょう。乾燥は副次的な理由でしょう。
なぜ気温が低い地域で新型コロナウイルスが猛威をふるうのか
では気温が低いとどうして新型ウィルスが感染したり重症化するのか。
私は医者でないので分かりませんが、体温が下がると人間の免疫力が極端に落ちることと無関係ではないでしょう。
寒いところにいると体温が下がり免疫力が衰える
人間の体温は36度くらいありますが、寒いところにいると鼻の粘膜は冷たくなり、外気温に近づくと思います。気温10度の場所にずっといれば鼻の穴の粘膜も10度近くまで下がるのではないでしょうか。
そこまで下がらなくとも、ちょっとでも体温が下がれば免疫力はぐっと落ちるらしいのです。免疫力が衰えたところに新型ウィルスが付着したら容易に感染してしまうのではないでしょうか。
新型コロナウイルスは鼻や喉など上気道から感染するというので合点がゆきます。
麻生財務相「4月か5月になれば落ち着くでしょう」
麻生財務相が「4月か5月になれば落ち着くでしょう」と言ったのは、なんの根拠もなく適当に言った訳ではないかもしれません。
ところで私は3月末にはいったん札幌へ帰る予定なのですが、帰ることができるか心配になってきました。
3月末にバンコク〜札幌便は飛んでいるか
バンコクから韓国への旅客機はもう止まりました。バンコクから日本への旅客機もタイ国際航空は止まりました。エアアジアは今のところ飛んでますが、日本の、特に北海道の感染者の増加次第では今後どうなるか分かりません。
エアアジアのバンコク〜札幌便は利用客の9割以上がタイ人です。つまりタイの金持ちが北海道旅行に使う飛行機なのです。タイ人が北海道に行かなくなったら飛ばなくなります。
バンコクで北海道旅行帰りのタイ人の感染が見つかった
つい先日、北海道旅行帰りのタイ人が新型コロナに感染していたことがバンコクの空港で発見され隔離されました。
こんなことが続くと誰も北海道に遊びに行きたいとは思いませんよね。
もうこうなったら運を天に任せて様子を見るしかなさそうです。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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