かぶとたいぞうです。
米国株が暴落すると言われて久しいですが実際は上がり続けており、昨夜もダウ平均株価は史上最高値を更新しました。
昨夜のダウ平均株価チャート
ダウ平均史上最高値27,806.40ドル
上のチャートは米国Yahooファイナンスアプリのスクリーンショットですが、Highが昨夜の最高値です。27,806.40となっています。
その下に52wk Highとありますが、過去52週間(1年間)の最高値です。これも27,806.40ですね。
つまり昨夜の最高値27,806.40が過去1年間の最高値であり、過去最高記録を更新したということです。
このままでは28,000ドルをあっという間に越えそうです。30,000ドルを越えるという人もいます。
さらに上がるか、それとも下がるか
しかし実はこの後どうなるかは誰にも分からないのです。それが相場と言うものです。
2年前から「1~2年以内に米国株が必ず暴落する」と言われてました。私もその流言飛語を信じて米国株の買いを控えました。
それでもなかなか下がらないので我慢ができず、ほんの少しずつ買いました。そのほんの少しずつがこの2年間で合計1500万円になりました。
暴落を信じて買わなかったら損してた
米国株が上がり続けたおかげでその1500万円ぶんの株が現在1720万円くらいになっており、評価益は220万円になります。その間に得た配当50万円を合わせると270万円のプラスです。
逆の言い方をすると、もし米国株が大暴落するという流言飛語を信じて株を全く買わなかったら、270万円の機会損失をしたと言うことです。
老後資金2千万円不足対策
2年間で270万円の貯金をするとしたら、1ヶ月に112,500円ずつ貯めなければなりません。毎月10万円以上の貯金をするのは一般の人にとってたやすいことではありません。
コンスタントに米国株を買うだけで1ヶ月10万円の貯金以上の効果があるのです。
ちまたでは老後の資金が2000万円足りないとかと言って騒いでいますが、老後資金を作るならやっぱり米国株投資が一番良いと言えそうです。
私は超長期投資なので配当のみ
もっとも私はバイ&ホールドの超長期投資家なので買った株は売りません。売らなければ評価益は絵に描いた餅ですから、実際の利益は配当の50万円だけです。
私の米国株長期運用のターゲット配当率は税引き後で3.5%です。それでもじゅうぶん老後の生活費の足しになります。ありがたいものです。
株価は常に世間評の逆を行く
株は多くの人が「下がる」「暴落する」と言うときに上がり、逆に多くの人が「まだまだ上がる」と言うときに下がるものです。
逆イールドカーブが解消した今、米国株がいつ下がりに転じてもおかしくありません。
連日の史上最高値更新が風前の灯火なのか、それとも更なる大飛躍の序章なのか。
誰にもわかりません。
もし分かっているという人がいたら、間違いなく嘘つきか詐欺師か、あるいは勉強不足の単なるバカです。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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