かぶとたいぞうです。
中国恒大集団の株暴落をきっかけに、ちまたではまたしょうこりもなく「株バブル崩壊」とか「株価大暴落」、「リーマンショック級」、「世界恐慌」などの予測、予想が流行っています。
未来のことは誰にも分かるわけがないにもかからわず、ちょっと何かあればそんな予測や予想が流行るのはなぜか。
株大暴落などの予想はなぜ流行るのか
そういう破局的な予想は人を驚かせて注意を引くのに最適だからです。
大地震、戦争勃発、隕石衝突、疫病、世紀末、宇宙人来襲・・・
人間は本能的に危険なことや脅威には敏感なので、そういう心配な話題には誰でも注意を向けます。
だからそのような脅威的な予想を大胆に言えば言うほど目立ちます。
株の大暴落を予想する人たち
株の予想は上がるか下がるかなので、当たるも八卦、当たらずも八卦。運良く当たったら「ズバリ的中」と大宣伝して「預言者」の仲間入りができるのです。
だから昔から売れない評論家、芽の出ないエコノミストなどは、チャンスがあれば常に株価大暴落の予測を展開して世間の注意を引こうとするのです。そしてたいていははずれて赤っ恥を書くのです。しかし、そういう人たちは面の皮が厚いので、ほとぼりが冷めたらまた大暴落を予想します。いつも同じことの繰り返しです。
繰り返される脅威的な予想
そのような訳で、昔から株バブル崩壊とか株価大暴落などの予想は大地震の予想と同じようにいつの時代も何回も何回も繰り返されるのです。
先のことは誰にもわかりません。もちろん私にも分かりません。
大暴落は絶対に起きないか
今後、米国株が大暴落する可能性ももちろんあります。
逆に、米国株が上がりに上がる可能性も同じくらいの確率であります。
その中間かもしれません。
誰にも分らないのです。
未来が分かっていたら誰も苦労しない
分かっていたら苦労しません。一夜にして億万長者になれますから。
自分の予想に確信があるなら、株の空売りでもして大金を手に入れればいいじゃないですか。
でも予想屋が億万長者になった話は一度も聞いたことがありません。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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