若い頃、ニューヨークに住むユダヤ人の富豪に教えてもらった最高のごちそう

かぶとたいぞうです。

プチ断食を初めて10日くらい経ちました。

毎日は難しいので、週に2日くらい、意識して実行しています。

私のやり方は簡単です。明日はプチ断食をやろうと思ったら、夕食を18:00ないし19:00には済ませて、その後は一切食べずに寝ます。



前日の夕食から16時間空けてから朝食を

翌朝はコーヒーだけしか飲まずに我慢します。そして前日の夕食を18:00に終えた場合は午前10:00以降に、前日の夕食を19:00に終えた場合は午前11:00以降になってから食事をします。16時間は間を空けるのです。

プチ断食に運動を組み込んだ

今日はプチ断食に運動を組み合わせてみました。運動と言っても散歩です。

昨日の夕食は17:00に終えたので、今日は午前11:00には食事をしてもよかったのですが、空腹のまま散歩に出ました。



空腹のまま8km歩いた

今日は私が滞在しているホテルの大掃除があったので、いずれにしても部屋を数時間は空けなければならなかったのです。

途中、食堂にでも寄ろうかなと思いましたが、今日は空腹のまま片道4km、往復8kmの道のりを歩きました。

腹を空かして歩くのは久しぶり

「こんなに腹を空かして歩くのは久しぶりだなぁ」

歩きながらそう思った時、若かった頃の思い出がよみがえりました。大学2年生の時、初めてニューヨークに行った時のことです。



ニューヨークに住むユダヤ人の富豪

ニューヨークに到着して間もなく、ユダヤ人の富豪にツテがあったので訪ねました。ユダヤ人の奥さんが日本人でした。

奥さんが玄関に出て、急な訪問だったので、改めて数日後に来るよう言われました。その日にディナーを御馳走すると言われました。

約束の日に再訪すると

約束の日、指定された16:00に再訪すると、ダイニングキッチンに通されてお茶を出されました。

隣にはとてつもなく大きなリビングルームがありましたが、その部屋はパーティー用で、いつもは使っていないと言われました。

お茶を飲んでいるとユダヤ人のご主人が帰ってきました。



外で食事をすると言う

ご主人が着替えた後、そのダイニングキッチンで早めの食事が始まるのかと思いきや、みんなで外に出るといいます。どうも外で食事をするようなのです。

ご主人は食事の前にニューヨークを案内すると言います。車かと思ったら歩くと言うのです。

2時間以上歩かされた

エンパイアステートビルの東側にある富豪の豪邸から北の方へ歩き、セントラルパークの手前で西に抜け、ブロードウェイ、ソーホーを通って結局チャイナタウンまで歩かされました。

ご主人は時々振り返り「お腹は空いたか?」と聞いて、どんどん歩きます。延べ2時間以上の散歩です。当時20代の私でもヘトヘトでした。



お腹は空いたか?

やっとチャイナタウンについて、ご主人が「お腹は空いたか?」とまた聞いたので、「ものすごく空いた」と答えました。

するとご主人はこう言いました。

「空腹が最高のごちそうを作る」

最高のごちそう

ご主人は予約しておいたチャイニーズレストランに入っていきました。ごくごくカジュアルなチェーン店のような店でした。

ご主人は、チャーハンと焼きソバを山盛り頼み、みんなで小皿にとってシェアして食べました。奥さんが言うには、いつも決まってチャーハンと焼きソバらしいのです。



ごちそうは美味しかった

お腹が空いていたのですごく美味しかったです。

食事のあと富豪夫妻と別れて、私はホテルの部屋に戻りました。

「お金持ちなのにケチだな」

若い私はそう思いました。

今になって分かること

しかし今になって分かります。

そういう人だから富豪になったのだと。

それから、ただ単にケチなだけではないことにも気づきます。

富豪なのに車にも乗らずに長時間歩くのは、健康を考えてのことだと思います。それとプチ断食と似たような食習慣もユダヤの健康法なのでしょう。粗食もそうなのかもしれません。



腹を空かせて歩く

これからも時々、腹を空かせて歩くことをやってみたいと思います。

きっと健康にもアンチエイジングにもいいはずです。

ごきげんよう。


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