かぶとたいぞうです。
今年に入って米国株が下がってきたので、1月~3月上旬は思い切って欲しかった株を買いまくりました。
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「米国株はまだまだ下がるのではないか」、「世界情勢が大きく変わるかもしれないので現金を多く持っていたほうがいいのではないか」、などの考えもよぎりました。
不安もあったが果敢に買った
しかし、過去にも買うのを躊躇して後悔したことがあったので、今回は持ち金ぎりぎりまで果敢に買い込みました。
結果はどうだったか。
安い時に買ったのかどうかはまだ分からないが
株価はまだ今後どうなるかわかりません。NYダウは昨夜35,000ドルを越えて上がってきていますが、また下がるかもしれません。だから安い時に買ったかどうかの判定はまだできません。
しかし最近は円安ドル高が思った以上に進みました。
円安で得をした
私は1月~3月にかけて、1ドル112円程度で米国株を買いましたが、現在は1ドル122円~125円です。安かった時のドルで買えただけでも、既に10%程度得をしています。
言い方を換えれば、その時に買った株が既に10%値上がりしたのと同じなのです。
そういう意味では円安で得をさせてもらったわけです。
大きく得をしたのは配当のほう
でも円安の影響で大きく得をしたのは配当のほうです。
円安のおかげで安く買えたのは、今年の1月から3月までに買った分だけです。私の持ち株全体の15%程度です。
しかし配当は私の持ち株すべてに影響します。
全配当が一気に10%上がった
私が米国株から得る月々の配当は、1ドル112円の想定で計算していました。それが123円になれば、配当全体が10%程度増えるのです。1ヶ月10万円の配当だとしたら、それが11万円になるのです。
これはすごいことです。消費税が無税になったのと同じ効果です。
円は下がるだろうとは思っていたが
日本は少子高齢化が進み過ぎ、年寄ばかりで活力がなく、老害で組織の革新もなく、人口も減っています。経済も衰退傾向です。だから日本円は当然下がっていくだろうと思っていました。それで米国株に全力投資してきたし、皆さんにもおすすめしてきたのです。
でも実際にこれほど急激に円安が進むと末(すえ)恐ろしいです。
世の中いったいどうなるのか
私は既に持っている金融資産の95%がドル資産なのでいいのですが、世の中は一体どうなってしまうのだろうと思うのです。
持ち金のすべてを日本の銀行に預金している人はどうなるんだろうと思うのです。
預金の実質価値が2割、3割と減っていく
資源高と円安のダブルパンチで日本国内の物価が上がり、黒田総裁がやっているうちは金利は上がらず、預金の実質価値がどんどん目減りします。もう既に1割減りました。1,000万円預金している人なら100万円減ったのです。今後もさらに2割、3割と減っていくような気がします。
でもそんなことは前から言われていたことだし、私もこのブログで何回も何回も書いてきたことです。それでも預金に固執したのだから自分の責任です。
今のうちに必要なものを買っておく
せめて今のうちに生活必需品の中で腐らないもの、日持ちの良いものを買いだめしておくことをおすすめします。
私も昨日は1kg入のスパゲティを買ってきました。小麦粉は半年も持ちませんが、スパゲティは2年以上持ちます。
家の在庫スペースに余裕のある人は、必要な輸入品を今のうちに買っておくことをおすすめします。
私は今日チリワインを買う予定です。さいわい広い一軒家に私一人ですから、在庫スペースはいくらでもあります。
ごきげんよう。
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「カブとタイ」をいつもお読みいただき、まことにありがとうございます。
著者かぶとたいぞう拝。
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かぶとたいぞう様
いつも楽しみに見ております。
資産の半分を米国株で所有しているので、円安によりグッと増えました。
一つだけ良いことがあります。
貧すれば鈍するような意見に対して、僅かでも芯を通せる事です。
逆に言うと、経済的自立がなければ、迎合せざるを得なくなる。
個の意識など儚いものかもしれないけど、やはり数字は大事です。
taki7391様
かぶとたいぞうです。
コメントありがとうございます。
そうですね。経済的な余裕があれば心も自由になれますね。また、「金持ち喧嘩せず」で、迎合ではなく、そもそもトラブルに関わらなくなりますね。
ともに頑張りましょう。