かぶとたいぞうです。
NYダウは昨夜再び35,000ドルを突破しました。
下がるいっぽうではなく、時折反発する米国株相場を見ていると、米国経済はそう簡単には沈まないという気迫を感じます。
次のグラフはここ6ヶ月間のNYダウの値動きです。
NYダウ6ヶ月間の値動き
どう見えますか。
私にはこう見えます。
回復していく可能性がある
「どちらかと言えば下がり気味だけど、下がる一方ではなく、最近は上がってきている感じがする」
まぁ、この後実際には下がっていけば「上がったり下がったりしながら、結局は下がっていっている」ということになるのですが、今のところは回復していく可能性があるように見えます。
米国株は力強い
先を占っても仕方のないことですが、私が言いたいのは米国株はけっこう力強いと言うことです。
ウクライナ戦争は泥沼化し、世界的なインフレが更に進んでいます。新型コロナも終息する気配がありません。そんな時でも米国株はたくましく伸びているのです。
昨夜のプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)の決算に象徴される米国株の力強さ
昨夜は私の持株の1つ、プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)の決算発表がありました。
売上は前期比10%の増加で、史上空前の伸び率だったそうです。
P&Gは昨秋、インフレに応じて早々に全商品を値上げしました。それでも販売数量は衰えなかったと言います。信頼のブランドと、顧客ロイヤリティの賜物です。
インフレ率を超える売上増とは
米国のインフレ率は7〜8%に及ぶと言われています(調査機関によって異なります)。インフレ率に応じて販売価格を上げれば売上増加率はインフレ率とトントンです。しかし、P&Gはインフレ率を超えて売上を伸ばしたようなのです。
単純に考えると、商品を値上げしたのに、今まで以上に売れたことになります。
強いブランドを持つ米国の優良企業
P&Gが扱うような日用消耗品は、世の中がどんなことになっても売れるので、もともと強いのですが、それだけにライバルも多いのです。
そんな中でP&Gのように強いブランドを幾つも持っている米国の優良企業はやっぱり群を抜いて強いです。
パンパース、アリエール、ボールド、さらさ、レノア、ウィスパー、ブラウン、ジレット、パンティーン、h&s、ハーバルエッセンス、ヴィダルサスーン、ヘアレシピ、ファブリーズ、ジョイ、SK-Ⅱ
すべてP&Gが持つブランドです。
読者の皆さんも、このうちのいくつかを使っているのではないでしょうか。
米国株はこれからも力強く伸びていく
幾多の試練を乗り越え、米国株は成長してきました。これからも力強く伸びていくと思います。
悲観する必要はありません。
ごきげんよう。
【関連性の高い記事】
【SBI証券口座開設ページ】
この記事があなたのお役に立った場合、下の「いいね!」をクリックして頂けると、たいへんはげみになります。
【あわせて読みたい】
同じカテゴリーの最新記事5件
-
【米国株、PG】今月の配当再投資はPGプロクター・アンド・ギャンブルの株を買いました -
【米国株、P&G】プロクター・アンド・ギャンブルから配当が来ました。約7%の増配でした -
【米国株週報】FOMC後の米国株は全体的に上がり基調。ただしP&Gの四半期決算に見る消費部門の陰り -
【P&G】祝!プロクター・アンド・ギャンブルが買えた。そしてFOMCの0.75%利上げで米国株は反発 -
【P&G】まさかプロクター・アンド・ギャンブルがここまで値下がりするなんて。今夜私は買う
「カブとタイ」をいつもお読みいただき、まことにありがとうございます。
著者かぶとたいぞう拝。
記事のカテゴリー/タグ情報