かぶとたいぞうです。
先日まで我が家の巣箱の偵察に来ていたシジュウカラのペアが、本格的に巣作りを始めたようです。
クチバシに枯れ葉のようなものを咥えて、盛んに巣箱に入っていきます。
枯れ葉を咥えたシジュウカラ
もちろん巣箱から出てくる時は枯れ葉を咥えていません。巣箱の底に敷き藁のように敷いているのでしょう。
今年のシジュウカラは動きがゆっくり
昨年のシジュウカラのペアは、6月の下旬になってから巣作りを始めました。焦っていたのか、あるいは暖かかったからか、せわしなく出入りしてあっという間に巣作りを終えました。
今年のペアはゆっくりです。まだ警戒心があるのか、巣箱に入る前に注意深く巣箱の付近を観察し、何回も何回も周りを見回し、その後やっと巣箱に入ります。
巣箱から出てくるのもゆっくりです。
晴れた日にしかやってこない
また、よく晴れた暖かい日にしかやってきません。昨日はよく晴れて暖かかったので、早朝から何回も来ていましたが、今日は曇っていて風もあるので、まだ姿を現していません。
鳥にも性格とか個体差があるようです。今年のシジュウカラのペアは、警戒心が強く、慎重派で、行動もゆっくりのようです。
単にまだ寒いからかもしれませんが。
札幌は4月の中旬でも朝は気温が0℃近くまで下がることがあります。雪がふることもあります。
だからシジュウカラもまだ本格的ではなく、テスト的に行動しているのかもしれません。
今年も巣箱に小鳥が入ってきてくれて安心
いずれにしても、今年も小鳥が入ってきてくれて安心しました。
昨年の秋に巣箱を外したあと、巣箱に防腐効果のあるニスを塗りました。匂いや色が去年とは違うので、小鳥に気に入ってもらえるか少し心配だったのです。
まったく問題はないようです。
小鳥を見ながらコーヒーを飲む幸せ
庭に飛んでくる小鳥を見ながらコーヒーを飲んだりご飯を食べているだけで幸せを感じます。
テレビなんか見ているより、巣箱に出入りするシジュウカラを黙って見ているほうが、よっほど退屈しのぎになります。
子供の頃から小鳥を見るのが好きだった
思えば私は子供の頃から小鳥を見るのが好きでした。
札幌の大通りの地下には昔から大きな鳥小屋があります。鳥小屋というより、大きなガラスケースに囲われた大きな鳥カゴです。中には木の枝などがあり、様々な小鳥が自由に飛び回っています。
私は子供の頃、そこでずっと黙って小鳥の動きを見ていました。ぜんぜん退屈ではありませんでした。1時間でも2時間でも見ていられました。
至福の時間
山登りをしていても、野鳥にしばし見とれました。
だから自宅の居間でお茶を飲みながら小鳥を見れるのは、私にとってはこの上ない贅沢なのです。至福の時間です。
今年もシジュウカラのペアのおかげで和めそうです。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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