かぶとたいぞうです。
庭の木にかけた自作の巣箱に、2週間くらい前からシジュウカラのツガイがやって来て巣作りをしていました。それを昨日スズメのつがいに奪い取られた事件は昨日のブログで書いたとおりです。
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シジュウカラが卵を生んだ後ではないかと思って巣箱の中を覗いてみると、巣箱の中はすっかり巣が準備されていましたが、まだ卵はなかったと昨日のブログに書きました。
今朝起きて巣箱の近くを見ると
しかし、今朝巣箱の近くにシジュウカラのものと思われる卵が1つ、割れた状態で地面に落ちているのを発見しました。生卵です。白身と黄身がはっきり見えます。大変ショックでした。
シジュウカラは一度に複数の卵を生みます。他にも落ちていないか探しましたが他には見当たりません。
もう一度巣箱の中をよく見ると、綿毛の中に卵が5個隠れていました。巣箱の中を今まで見たことがないので気付かなかったのですが、卵は下の方に隠れていたのですね。あるいはスズメが巣をめちゃくちゃにかき回して、卵が下の方へ潜り込んだのかもしれません。
シジュウカラは巣箱の中で既に産卵を終えていた
卵は昨日私が巣箱の中を見た時も、巣箱の中の下の方にあったのでしょう。そして、昨日の夕方か今朝早く、スズメが巣箱から卵をひとつ出したのでしょう。
シジュウカラが産卵を終えて、メスが食事のために巣箱からほんのちょっと出た隙に、スズメのツガイが巣箱を乗っ取ったようです。
ススメは残酷
そしてシジュウカラが産み落とした卵を外に捨てたのです。
でもスズメのクチバシで直径1cmもある卵を咥えたとは考えられません。きっと巣箱の中でつついて割り、卵の殻を咥えて運び出したのでしょう。
スズメって残酷なことをするのですね。信じられません。
子供の頃に「したきりスズメ」を読んでスズメをかわいそうに思いましたが、今はスズメの舌を切ったおばあさんの気持ちが分かります。
スズメが許せない
きっとスズメも自分の巣を作りたくて必死なのでしょう。でも許せません。
私は大変なショックを受けていますが、このショックから立ち直るためにすることはただひとつ。
スズメが入れないように巣箱の入り口を小さくすることしかありません。
28ミリでもスズメが入るなら
去年私が作った時には入り口として28ミリの穴を開けましたがが、シジュウカラかスズメが何回もつついているうちに、少し大きくなったのだと思います。
今回は少し厚めの硬い板に、ぎりぎり28ミリ、あるいは27.5ミリの穴を開けて、巣箱の穴に合わせて接着剤でガッチリ貼ろうと思いました。
さっそく
今日の札幌は風が強く、めちゃ寒いのですが、いてもたってもいられなくなり、さっそく作ることにしました。
まずは板の寸法を測り、真ん中に穴を開けて糸鋸で入り口を少し小さめに(直径25ミリくらい)開けます。
糸鋸で入り口を開ける
紙ヤスリでひたすら穴を磨いて、少しずつ大きくします。
穴の直径を何回も測ります。27.5ミリまで広げました。指が痛くなりました。
入り口は27.5ミリ
この板を今までの巣箱の入り口に木工用ボンドでしっかり貼って、ついでに腐食ニスをたっぷり塗りました。
完成した巣箱
これでもうスズメは入れないでしょう。シジュウカラも入れないかもしれませんが、このままスズメに使われるよりはマシです。
これでしばらく様子を見ることにします。
とりあえず一件落着。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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