かぶとたいぞうです。
思った通り週明けの昨夜の米国株は下がりました。NYダウで2%、S&P500は3%超下がりました。
米国株はもう完全に下がり基調のようです。
しかし私の保有株は昨夜も0.35%上がっています。
大きく下がっているのはハイテク株、グロース株
やはり大きく下がっているのはハイテク株、グロース株で、私が持っているような地味な生活関連のバリュー株はそれほど下がっていないように思います。
そこで今日はNYダウ平均のこの半年間の値動きと、私の保有株の半年間の値動きを比較してみたいと思います。
NYダウは半年で10%下がった
今からちょうど半年前の11月10日。NYダウは36,079ドルでした。今日現在NYダウは32,245ドルです。半年で10.6%下がっています。
同じ要領で私の持ち株10銘柄もこの半年の増減率を計算してみました。
銘柄、半年前の株価、今の株価、(増減率)の順です。
私の持ち株ポートフォリオの銘柄別増減率
●NYダウ、36,079、32,245、(-10.6%)
●ペプシコ、164、171、(+4.3%)
●ゼネラル・ミルズ、63、73、(+15.9%)
●ジョンソン・エンド・ジョンソン、164、177、(+7.9%)
●アッヴィ、116、150、(+29.3%)
●ファイザー、49、48、(-2.1%)
●ギリアド・サイエンシズ、67、61、(-9.0%)
●P&G、146、155、(+6.2%)
●コルゲート、78、77、(-1.3%)
●フィリップモリス、94、99、(+5.3%)
●ロッキード・マーティン、337、438、(+30.0%)
ロッキード・マーティンは特殊事情
この半年で株価が一番上がったのはロッキード・マーティンですが、それはウクライナ戦争という特殊事情があったからです。
西側各国がウクライナに供与しているジャベリンという名の対戦車移動式ミサイルはロッキード・マーティンが作っています。
アッヴィ
戦争需要を除けば、一番上がったのはアッヴィです。半年でロッキードとほぼ同じ30%近く上がりました。
最近は急落しているアッヴィですが、半年間で見るとまだ3割も上がっているのです。経営者の退社や売上が計画に届いていないことが話題になっていますが、私は上がりすぎたので少し下がっただけだと思っています。
この2つが突出していますが、他もだいたい上がっています。
食品は好調、医薬品に明暗
特に食品メーカー2社は両方とも上がっています。やはり食品は強いです。
医薬品メーカーは明暗が分かれました。前述のアッヴィとジョンソン・エンド・ジョンソンが上がっていますが、ファイザーとギリアド・サイエンシズが下がっています。
ギリアド・サイエンシズ
しかし一番下がったギリアド・サイエンシズでさえ、NYダウ平均よりは下がっていないのです。
ちなみに私は、ギリアドを加重平均58ドルで買っています。現在の株価が61ドルなのでまだマイナスではありません。
ファイザーも加重平均45ドルで買っているので、現在の株価48ドルはマイナスではありません。
生活消耗品にも明暗
生活消耗品も明暗が分かれました。P&Gは上がり、コルゲートは下がりました。
コルゲートは加重平均76ドルで買っています。現在の株価が77ドルですから、もう少し下がればマイナスに転落します。
コルゲートとフィリップモリス
どんなに物価が上がっても歯磨きの需要は落ちないと思っていました。しかし、もしかしたら値段が上がったぶん、歯磨きの使う量や頻度を減らしている人も多いのかもしれません。あるいは特売の日にしか買わないとかもあるかもしれません。それが業績に現れて株価に影響しているのかもしれません。もう少し経過を見てみます。
コルゲートの業績に陰りが出ているのに対して、フィリップモリスの業績は今も好調です。ニコチン製品はやっぱり根強いと思いました。世の中には歯磨きをケチってもタバコはケチらない(ケチれない)人が多くいるのだと思います。
下がったのはギリアド、ファイザー、コルゲートの3銘柄だけ
私の保有株で下がったのはギリアド、ファイザー、コルゲートの3銘柄だけです。
しかも、その3銘柄はいずれも持ち株比率が低いのです。ですから私のポートフォリオ全体を見れば、まだ半年前より株価は上がっています。
生活関連の地味なメーカー株はむしろ上がっている
NYダウもS&P500もナスダックもこの半年間で結構下がりました。それに対し、私が持っているような生活関連の地味なメーカー株はむしろ平均すると上がっています。
最近株を買った人は下がったと感じるかもしれませんが、中長期で考えれば、少なくともバリュー株は上がっているのです。
バリュー株長期投資は少なくとも半年から数年単位で株価を見なければ適切な評価はできません。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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