かぶとたいぞうです。
私は自分で投資対象企業を個別に選んで投資しています。現在は自分で選んだ10社に分散投資しています。
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ETF
いっぽう、世の中にはETF(上場投資信託)という便利なものがあります。
ごくわずかな手数料を払えば誰でも簡単にプロが厳選した複数の企業群に投資できます。
単一企業ではなく厳選された複数優良企業なので、既にリスク分散されております。組込まれている企業数は私のように10社などではなく、100社前後のETFが多いです。だからリスクが少なく安定しているのです。
私はなぜETFに投資せず個別企業に投資するのか
ではなぜ私はETFに投資せず、個別企業を自分で選んで投資するのか。
理由は3つあります。
1つ目の理由は、ETFの中でも、S&P500の値動きに連動したものや、高配当の銘柄を組み合わせたものなどには、私が興味を持たない業種や企業が組み込まれているからです。
ETFには私が興味を持たない業種や企業が組込まれている
例えば私は金融やエネルギー、IT関連ハイテクなどは、長期投資先としてはまったく興味がありません。でもETFにはそれらの業種が必ず高い割合で組み込まれています。
業種別のETFもありますが、そこには私が投資したくない企業、私の嫌いな企業が含まれている場合があります。
簡単に言えば、わたしにピッタリなETFが今のところ見つかってないのです。いや、そんなETFはないだろうと思って最初から探してないのです。
手数料
2つ目の理由は、わずかと言えども、手数料を取られるのが嫌だからです。信託報酬が年間わずか0.1%だとしても、毎年かかる固定費なので長期投資家の私には負担に感じます。
ちなみに私は不動産には手を出しません。理由は、不動産は持っているだけで固定資産税という保有税がかかり、それが嫌だからです。
株式には保有税がない
株式には今のところ保有税はありません。一生持っていてもコストはかからないのです。だから私は株が好きなのです。
ところがETFを保有すると、わずかと言えども手数料がかかるのです。税金ではないですが、税金と似ています。それが嫌なのです。
世の中には手数料がゼロというETFもあるそうですが、そういうETFが良いETFとはかぎりません。
好きに組み合わせたい
3つ目の理由は、自分だけのオリジナルのポートフォリオを作りたいし、ポートフォリオの中身を自分でどんどん変えていきたいからです。
つまるところ、これが真の理由です。
私は個別企業の分析が好きだし、投資先に愛着を持っています。だから自分で市場調査もしているのです。
保有比率を変えたり、保有企業の組み換えもしたい
その結果、保有比率を変えたり、保有企業の組み換えもします。
だめだと思った企業の株は全て売って、新たに興味を持った企業の株に乗り換えるのです。
逆にますます気に入った企業は株数を増やして保有比率を上げます。
そんなやりくりも好きなのです。
ETFは私には向かない
ETFは当然そんなことはできません。ETFに組み込まれた企業の1つが気に入らなくなったとしても、我慢して持ち続けるか、ETFごと全て売るしかありません。
私は自分の意思で、自分の好きな業種、好きな企業に投資したいので、やはり私にはETFは向かないのです。
ETFが向いている人
逆に言えば、業種や個別企業にこだわりがなく、手数料もそれほど気にならず、自分で企業の分析や調査などしたくない、あるいはそんな時間はない、という人には、ETFは向いていると思います。
自分にピッタリなETFが見つかればそれに投資すればいいし、それが見つからなければ、何も考えずにS&P500連動か、高配当ETFなどに投資して何年も放置しておけば、成功する確率は高いと思います。
その人の志向やライフスタイルによる
もし私の友人や身内で、株の知識もないし、これから勉強しようという強い意思もないが、とにかく株をやりたいという人がいたら、迷わずS&P500連動か、高配当ETFを買うようすすめます。
要は、自分の志向、ライフスタイルに応じて個別銘柄がいいか、ETFがいいかを決めればいいと思います。
いつか私も
私には今のところ個別銘柄が合っていますが、いつか自分にピッタリなETFに出会ったら、一部ETFにも投資するかもしれません。
そのETFと私のオリジナルポートフォリオのトータル実績を比べるのも面白いと思います。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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