シジュウカラは「始終空(カラ)」で貧乏になる、縁起が悪いという人がいるが、私はぜんぜん気にしない

かぶとたいぞうです。

我が家の庭木に掛けた巣箱で、シジュウカラのツガイは元気に巣を作っています。

最近はあまり出入りがないので、産卵中か抱卵中だと思います。

この機会に、シジュウカラの生体についてもっと詳しくなろうと思ってネット検索してみました。そしていろいろな記事や文章を読みました。



シジュウカラに観する嫌な説明

先日読んだ誰かの文章にこんなのがありました。

「シジュウカラは、始終空(カラ)、つまり、いつでも財布の中がカラ、蔵の中がカラ、という貧乏なイメージを連想させるので、語呂が悪く縁起が悪いと言われている。だからシジュウカラを家で飼う事は昔から忌み嫌われている」

表現は正確ではありませんが、そんなようなことが書かれていたのです。

すぐに気を取り直した

私は嫌だなぁ、読まなきゃ良かったなぁ、と思いましたが、すぐに気を取り直しました。

なぜなら、昔から語呂とか数字とか方角とか、そんなことを気にして縁起をかつぐのは博徒(ばくちうち)に多く、年中博打ばかり打つのでかえって貧乏な人が多いからです。



庭のある家に住む人が始終空の訳がない

だいたい、考えてみればシジュウカラは野鳥なのでカゴに入れて飼うような鳥ではありません。せいぜい巣箱を庭の木にかけて繁殖の手伝いをするくらいです。

巣箱を掛ける庭木のあるような家に住んでいる人が、始終空の訳がありません。

始終とは最初から最後までという意味

「庭のある家に住んでいるような裕福な人でも、シジュウカラを飼うと貧乏になる」という意味でしたら、「始終」というのは合いません。「始終」とは「最初から最後まで」という意味です。

最初から貧乏なら庭のある家には住めないはずです。だから単なるゴロ遊びなのです。



シジュウカラは英語ではGreat tit

それに、シジュウカラは日本だけにいる鳥ではありません。

シジュウカラは英語では「Great tit」と言います。

Greatは偉大な、titは小鳥です。

「偉大な小鳥」なのです。きっと鳴き声が偉大なのでしょう。シジュウカラはバラエティーに富んだきれいな鳴き声を持っていますから。

巨乳

ちなみにtitは複数形にすると「おっぱい」の意味にもなります。「Great tits」なら「巨乳」です。

シジュウカラは巨乳ではないので、偉大な小鳥のほうの意味に間違いありませんが、いずれにしても豊かなニュアンスであり、貧乏なイメージは微塵もありません。



日本語の語呂合わせは陳腐

日本語名にしか当てはまらない語呂合わせや縁起を気にするのは、こんにちのグローバル社会では陳腐なだけです。

ましてや、私のように米国株をやりながら全世界を旅する者なら鼻で笑ってしまいます。

私はこれからも毎年我が家の庭木でシジュウカラを育てます。そして米国株を堅実に増やして「清貧」を旨としながらも「足ることを知り」、心豊かな人生をおくるつもりです。

始終空(から)のわけがありません。

ごきげんよう。


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著者かぶとたいぞう拝。


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“シジュウカラは「始終空(カラ)」で貧乏になる、縁起が悪いという人がいるが、私はぜんぜん気にしない” への2件の返信

  1. いつも楽しく拝見しております。
    30歳ですが、100円のノート記事も購入させて頂きました。
    昨日の年金の記事は少し嫌な記事でしたね。
    もちろんかぶとたい様のせいではありません。

    そんな事より、今日の記事です。
    シジュウカラは英語にするとGreat titと言うのですね。
    私は一番におっぱいが頭に浮かびましたが、ちゃんと記事にされており大変嬉しく思いなんとなく自分に豊かさを感じました。
    ありがとうございます。

    • たくぴ様

      かぶとたいぞうです。コメントありがとうございます。

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