かぶとたいぞうです。
読者の方から「タイの朝食」に関して書いてほしいというリクエストを頂きました。
なるほど、そういえば朝ごはんに関して書いたことが無かったなぁと思い、さっそく書いてみることにしました。
私はタイにいても日本にいても、朝起きたら先ずお茶を飲みます。そしてすぐにブログを書き始めます。
ブログの題材はたいてい前の日か寝ている間に決まります。どうしてもブログの題材が決まらない時は先に食事をしますが、たいていはブログを書き終わってから朝昼兼用の食事をとります。
ブログを書き終えた後、外に出るのがおっくうな場合は簡単な朝食を自分で作って食べながらブログを何回も見直します。
ブログの題材がなかなか浮かばない時、ブログを書き終わって天気が良かったり、気分転換をしたい時などは近くのクイッティアオ屋に行って食事をします。
朝食、昼食の定番クイッティアオ
タイの朝食と言えばクイッティアオが一番最初に心に浮かびます。タイの麺です。タイの人もみんな食べてます。朝から屋台がやっています。専門の店舗もあります。
これがタイの代表的なクイッティアオです。
基本的には日本のハルサメ似た麺が主流です。浮いている白いものはカマボコです。
麺は他にもいろいろな種類があります。私が食べた限り、次のようなレパートリーがあります。
- ソーメンまたはヒヤムギに似た、真っ白な細麺
- 日本のラーメンと全く同じ麺(バッミーと呼ぶ)
- 日本のラーメンよりもっと黄色い麺、揚げたのもある
- まったくインスタントラーメン
- ラザーニアのような平麺
どの麺でも、たいてい30バーツ~40バーツ(100円~140円)です。
バッミーは日本の昔風ラーメン
バッミーは日本のラーメンと似ています。昔のラーメンって感じです。
チェンマイの名物カオソーイ・メーサイ
また、私が1ヶ月住んだチェンマイにはカオソーイ・メーサイという独特なカレーラーメンのようなものがあります。
カレーにココナッツを入れて煮込んだスープ、麺は日本のラーメンと同じ黄色い麺+揚げ麺。必ず鶏肉の足(レッグ)が付いてきます。あと、漬物とエシャロットとすだちのようなものがついていて、自分でトッピングします。
甘くて辛くて酸っぱい、なんともいえない芳醇な味わいです。40バーツ(140円)くらいです。
タイは外食が安いので、テイクアウトも自炊も値段的にはそれほど変わらない
朝食を自分で作る時は、日本から持っていった蕎麦か、タイで買ったインスタントラーメンか、ご飯を炊いて前の日に買っておいたおかずと一緒に食べるかです。
インスタントラーメンはスーパーマーケットで買えば、10個入りで50バーツくらいで買えます。1食5バーツ(17円)で済みます。
私はパンは食べませんが、食パン(北海道では角食と言います)を焼いたり、サンドイッチを作って食べると、やはり1食20円くらいで済みます。
しかし、朝から本格的に料理を作ると材料費だけでけっこうかかり、クイッティアオより高くつきます。
また、ご飯を炊いて、外で買ったおかずと一緒に食べた場合、おかずが1品なら安いですが、2品、3品のおかずを買うと、やはりクイッティアオより高くつきます。おかずは1品20バーツくらいします。
タイでは外食が安いのです。外食費とテイクアウトはほぼ同じ値段です。
また、食材費に比べて外食費はそれほど高くありません。
スーパーで100バーツ分買い物をして料理するよりも、50バーツか60バーツ払って食堂で食べたほうが美味しいものが食べられます。
一度に10人分くらい作らない限り、外食より安く作れないのです。タイの食堂はどうしてこんなに安くできるのだろうと思うぐらい安いです。粗利益率が10%くらいではないかと思うくらい薄利の商売をしています。あるいはよほど安いところから仕入れているのか。
いずれにしても、毎日インスタントラーメンを食べない限り、自炊してもそれほどお金は浮きません。
セブンイレブンで56バーツで売っているビール大瓶を食堂で60バーツとか65バーツで出しているのです。
材料費で30バーツを超えるだろうと思われる料理を食堂で40バーツくらいで出しているのです。
タイの外食は安いです。日本の外食が高すぎるのかもしれませんが。
タイは朝食に限らず外食が主流であるゆえんです。キッチンのない家がほとんどです。
もうひとつの人気料理、カオマンガイ
最後にもうひとつのタイの人気料理、カオマンガイです。
鶏のスープでしっかり炊き込んだご飯の上に豊富な蒸し鶏。日本のひな鶏と違い、シャモを使っています。甘くて辛くて味わい深い専用のタレはお店ごとに自家製。
朝からこれをしっかりと食べることもあります。スープつきで40バーツ。140円。
こんな美味しくて栄養満点のものを140円で食べられるのですから、だれも自分で料理を作りません。
私はタイでけっこう自炊しますが、あくまでも趣味です。
ごきげんよう。
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「カブとタイ」をいつもお読みいただき、まことにありがとうございます。
著者かぶとたいぞう拝。
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