逆転発想の老後対策:チェンマイで1ヶ月3万円の生活

かぶとたいぞうです。

同じ街に長く居ると、いろいろなものが見えてきます。ここチェンマイという街のこともだいぶ分かってきました。安い店、安いアパートも発見しました。

いざとなったら、チェンマイで1ヶ月3万円の生活ができることも知りました。





今後日本では生活できない老人(老後難民)が増える

政府は国の借金を減らすために、計画的に物価を上げようとしています。円安に誘導して輸入品を高くし、さらに消費税を増やして物価を上げます。

物価が上がっても給与も同時に上がるのは大企業に勤める人と公務員だけです。多くの人は出費だけが増えるので生活が苦しくなります。

老人は働いてもそれほど多くの給料はもらえません。逆に期待していた年金は支給開始年齢が繰り上げられ、額も減り、さらに物価高により実質価値も目減りします。貯金・預金も金利がつかないので物価上昇に見合わなく、実質価値が減っていきます。いっぽう、医療費はどんどん上がります。

じゅうぶんな蓄えや老後収入のあるひとなら別ですが、ほとんどの人は老後生活が苦しくなります。

いま既に、生活保護受給者の半数は老人です。今後は生活保護を申請する老人がもっと増えるでしょう。しかし、老人への生活保護支給はどこかで打ち切られると思います。政府には全ての老人を助ける余裕が無いからです。

へたをすると、10年後の日本は老後難民だらけの地獄絵図になっているかもしれません。

そうなると、生活を維持するために、まじめな人ほどいつまでも働くという選択をするでしょう。それが現実的でもあります。しかし、それ以外に選択肢はないのでしょうか。

発想を変える。働くという選択から外国で生活するという選択へ

昨日は外食しました。ビールの大瓶2本と焼きそばで150Bでした。ビールが1本60B、焼きそばが1人前30Bでした。ものすごく安い店を発見したのです。

焼きそばとビール

1B(バーツ)は約3.5円。150Bは525円です。

タイ焼きそばをつまみにビールの大瓶を2本も飲んで525円の店なんて日本にはあるでしょうか。しかも消費税は料金に含まれています。

料理だけではありません。生活費全てが安いのです。



チェンマイで暮らす場合の最低生活費

2日前に発見したアパートは1ヶ月の家賃が5000Bでした。部屋も広く、日当たりもいいです。小さいけどバルコニーもあります。生活をするには十分です。5000Bは17500円です。

電気代は節約すれば1ヶ月300Bで済みます。水道代はだいたい200Bです。タイにはガスはありません。よって光熱費合計は500B、1750円です。

他にインターネット利用料金が1ヶ月約300B、1050円くらいです。

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整理しましょう。なるべく安く生活するなら

  • 家賃5000B=17500円
  • 光熱費500B=1750円
  • インターネット300B=1050円

ここまで合計で20300円です。

食費は、1日最低で50Bで済みます。30日で1500B、5250円です。

飲料水は1リットルまたは2リットル1バーツで売っています。1日2リットル飲むとして1ヶ月30B、105円です。

食費と飲料水代を足すと、合計で25655円です。これに時々お酒を飲んでも、どうにか1ヶ月3万円で生活できそうです。

チェンマイで1ヶ月3万円の生活はそれほど厳しい生活ではありません。衛生的な部屋でインターネット付きの生活。食事はほぼ外食です。

タイの人は1ヶ月1万円~2万円で生活しています。3万円は贅沢な方なのです。

私なら、いざとなったら3万円で生活できると思いました。まぁ、私の場合は老後の計画がしっかりできているので、いざということはないでしょうけど。

逆転の発想。なにか原因があって生活ができなくなったとき。チェンマイでは3万円以内で生活することができます。健康で衛生的な最低限度の生活です。この選択肢もあるということを頭の片隅に入れておくといいでしょう。

ごきげんよう。


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著者かぶとたいぞう拝。


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