かぶとたいぞうです。
早期リタイアは「夢のまた夢」だと言う人がいます。現在の日本人は老後の生活が不安で、結局死ぬまで働く人が多いのが現実です。
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死ぬまでではないにしろ、70歳以上までは働くと決めている人もけっこういるようです。
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多くの人は早期リタイアをしたくてもできない
働くのが好きな人、趣味と仕事が一致している人、仕事を通じて社会に貢献でき満足している人などはいいでしょう。仕事が生きがいなので死ぬまで働くのはむしろ幸せなことです。
そういう人は、やめれと言われても仕事をやめないでしょう。自分で会社を起こした人、自由業、芸術家、フリーランスの人などに多いと思います。
しかし、そういう人は稀です。現在の日本人の80%はサラリーマンです。
多くの一般人は、生活のためにしかたなかく働いているケースがほとんどで、本当は早くリタイアしたいと思っているはずです。
あるいは、今の仕事をやめて、収入が少なくても趣味や芸術などの分野で心からやりたい仕事やボランティア的な活動をしたいと思っている人も多いのではないでしょうか。
でも、たいていは生活のために歳をとってもがまんして仕事をしています。
そんな中、早期リタイアを実現した人は羨望の眼差しで見られます。
あるいは多少の「ねたみ」と「皮肉」を込めて「悠々自適」と呼ばれたりします。
早期リタイアを実現した私
私は既に早期リタイアを実現しました。
今の私は、これといって仕事をしていません。収入源は米国株の配当と、多少の原稿料などです。それらも仕事といえば仕事ですが、私は仕事とは思っていません。
年金受給まではもう少し時間がかかりますので、当面はこの少ない収入でやっていかなければなりません。生活は厳しいですが、働いて収入を増やそうとは思っていません。
働くのが「もったいない」と思っています。何が「もったいない」のか。時間です。残された人生を自由に生きたいのです。老後の時間を無駄に過ごしたくありません。
私の場合はせっかく勝ち取った早期リタイアを大いに楽しむことに意義を感じています。
発想を変えれば、少ない収入でも生活はじゅうぶん成り立ちます。けっこう楽しめます。
節約と自作(DIY)で早期リタイアは成り立つ
私は今、ケチと自作を楽しんでいます。
工夫して節約することは楽しいです。なんでも自分で作るのは楽しいです。
生まれて初めてマルノコ(電気ノコギリ)を使い、重いレンガをひとつひとつ組んで自宅のテラスにウッドデッキを作ってみました。
全て手作りです。材料も全て事務所で使っていたものを再利用しました。
このウッドデッキは西向きのテラスに作ったので「夕陽のテラス」と命名しました。
どんな洒落たカフェより、どんな高級なバーより、このテラスで夕陽を見ながらハイボールや冷酒を飲むほうがずっと贅沢な感じがします。
少ない収入で楽しい早期リタイア生活を実現するコツは、収入を増やすことではなく、すべて自分でやって、支出を減らすことなのです。
少ない収入でも早期リタイアが実現する条件
しかし、誰でも少ない収入で早期リタイアが実現するとは限りません。私の場合は次のような条件がクリアできているから成り立つのだと思います。
- ローンの終わったマイホームがあるので家賃がかからない
- 借金がまったくない
- 外食しなくても、家で美味しいものを作って食べるのが好きだ
- 外に飲みに出なくても、家飲みで充分楽しめる
- 子供が既に独立していて金がかからない
- 家族や友人に恵まれており、ストレス発散の浪費が必要ない
- 健康に恵まれており、医療費や薬代がかからない
- タバコを吸わない
- ギャンブルを一切しない
- 無駄な付き合いや会合への参加を全てやめた
- ドラブルがほとんどない
- 節約や節制をしてもストレスに感じない。むしろ楽しめる
- なんでも自分でやることが苦にならない
少し工夫すれば誰でも早期リタイアの道が拓けると思います。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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