かぶとたいぞうです。
ちまたでは、人生100歳時代だとか、一億総活躍社会とかと言って喜んでいますが、そのいっぽうで「そんなに長生きしてお金が足りるのか」、と不安に思っている人も多いと思います。
100歳まで長生き、一億総活躍社会は老後不安の時代
人間は若いうちによく働いて、ある程度歳をとったら引退して、人生の晩年を趣味・余暇・レジャーなどで楽しみ、充実した人生をしめくくるべきだと思います。そのための年金だったはずです。
ところが、その年金も財源が不安になってきました。個人的に貯蓄しても100歳まで生きるなら、1000万円や2000万円の貯金ではぜんぜん足りません。
そもそも年金制度ができたころは、平均寿命は65歳程度でした。55歳まで働いて、あるいは元気のいい人なら第二の人生でもう5年程度働いて、年金をもらいながら老後を楽しむのは5年~10年のはずだったのです。そのような制度設計でした。
ところが日本人の平均寿命が延び、年金ではカバーしきれなくなったのです。
長すぎるから不安な日本人の老後
仮に80歳で死んでも、60歳の定年から20年もあるのです。
年金にしても貯金にしても、20年もの無収入期間をカバーするのは容易ではありません。出生率が上がり、人口がどんどん増えれば、順送りで若い人がカバーしてくれるかも知れませんが、日本は若い人がどんどん減っているのです。
それが100歳まで生きるとなると老後は40年間もあります。老後40年を経済的にカバーするのは普通の人には無理です。年金もあてにできません。
1億円持っていたとしても、1ヶ月に20万円ずつ使えば、40年で無くなります。その40年間にインフレが起きて物価が2倍になれば、実質的には毎月10万円しか使えません。
老後のささやかな楽しみ、趣味も実現できない日本人
だから当然誰もが「もう少し働く」「できれば死ぬまで働きたい」と思うようになるのです。
今まで旅行らしい旅行にも行かずに、年次有給休暇もほとんど風邪やインフルエンザの時にしか使った事がなく、いつか定年退職したら夫婦でヨーロッパ旅行でも行きたい、というささやかな夢も実現できないまま、死ぬまで働かせられるのが今の日本の現実です。それが「一億総活躍社会」の実態なのです。
私は人とは違うことをします。その計画はすでにできています。
私は早めにリタイアし、米国株をやりながらタイで半年、日本で半年暮らすつもりです。
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私は米国株をやりながら老後はタイで早期リタイア生活をする
日本人は勤労、勤勉が好きですから、株をやっているというだけで、働かずに楽をして金を稼ごうとしていると思われます。
早期リタイアというと、怠け者のように思われます。
でも、私はもう、人にどのように思われるかはまったく気にしていません。
人と逆の事をすれば得をすると思っています。
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なにか崇高な目的があって働き続ける人はすばらしいと思います。世の中には「世のため、人のため」に一生懸命働いている人がいます。尊敬します。
しかし、寿命が延びたからしかたなく、ただ食うために働くのであれば、それは人生最大の無駄だと思うのです。
働いている時間は有意義な時間だと思いたいですが、金のために好きでもない事をしかたなくやっているのであれば、何もしないほうがまだましです。人生の残りの時間を無駄にはつかいたくないのです。
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老後の不安を解決し、早期リタイアを実現する道「米国株」長期投資
私の老後計画はとても単純です。要点だけ列挙すると次の通りです。
- 3千万円を米国株に投資し、年に3%の税引き後配当を得る(月額7万5千円)
- 配当再投資と増配で月額10万円の配当収入まで高める
- 出稿料などの収入(場所を問わずできるしごと)で月額2万5千円を稼ぐ
- タイでも日本でも、月10万円以内で生活する
- 60歳から厚生年金の繰上げ支給を受ける
上記は最低の収入をもとに組み立てています。年金は財源が枯渇する前になるべく早くもらうつもりですが、年金がなくても生活できるよう計画しています。
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私の老後設計は、あまい人生設計ではありません。最低限のとてもシビアな計画です。たとえどんな事が起ころうと、最低限やっていける計画です。
収入を確保するのも大事なポイントですが、それ以上に大事な事は、生活をダウンサイズィングして、より質素にして、お金をかけないで生活することです。
老後はお金がなければ楽しめないと考える人もいますが、私はお金をかけないで充実した楽しみを得る方法を知っています。
そのひとつがこのブログです。このブログを読んで少しでも役に立った人がいれば、それが私の生きがいになります。
ブログならタイでもどこでも書けます。お金もかかりません。ブログと米国株と趣味の釣りでもやって、温かいところでゆっくり充実した人生をおくりたいのです。
私と同じような老後を送りたいと思った人は、どうか参考にしてください。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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