SE(システムエンジニア)をやっていて本当に良かった

こんにちわ。かぶとたいぞうです。

若い頃SEという仕事をやっていて本当に良かったと最近つくづく思います。



初めての就職がメーカー系のSE(システムエンジニア)だった

私は社会人になってから一回だけ就職をした事がありますが、それが国内メーカー系のSE(システムエンジニア)でした。

約4年間、業務用のシステム開発に関わりました。最初の1~2年はみっちりプログラミングを行いました。3年目くらいからシステム開発チームの管理と客対応をやりました。

その仕事が嫌いだったわけではないのですが、新たな分野を開拓したくて経営コンサルタントとして独立しました。

独立後はシステム開発とはまったく違う仕事、営業指導、幹部研修などをやりました。コンピューターシステムばかりでは駄目だと思ったのです。

まったく新たな分野へのチャレンジでした。初めての仕事に新鮮な興奮をおぼえました。

経営コンサルタントとして独立した後、仕事がけっこううまくいったので、「最初から経営コンサルの道を歩めば良かったのかも知れない。コンピュータの仕事は無駄だったかも」とさえ思いました。

ただ、私はもともとコンピュータが好きで、学生時代からパソコンで遊んでいたのです。当時出たばかりの8ビットパソコンを駆使して、ベーシック言語でくだらない文章ベースのアドベンチャーゲーム作っては友達に遊んでもらって喜んでいました。

就職をする時も単にコンピュータが好きだからSEを選んだのです。でも、趣味でゲーム作りをしているのと仕事で業務アプリを作るのは大違いで、楽しい事ばかりではありませんでした。

UNIXとC言語、C++、仕事をやめても趣味でプログラムを作った

SEをやめて経営コンサルタントとして独立した後も、時々趣味でプログラミングをしていました。SE時代に私が担当していたのは当時にしてはめずらしいUNIXとC言語による開発だったのでその後も応用がきいたのです。

パソコンでもC言語のコンパイラは普通にありましたので、C言語を駆使してファイルを暗号化するプログラムを作りました。人に見せたくない写真や動画などを瞬時暗号化して自分が見るときだけ復号して見ます。我ながらいい出来で、他にもいろいろ作って人にも無料で提供しました。

私はC言語しか知りませんでしたが、純粋な知的好機心から自分でC++を習得してWindows上で動くゲームも趣味で作りました。最初は下らないゲームしか作れませんでしたが、だんだん趣味が高じてプロ化していき、最後にはダウンロードサイトで売れるゲームを作ってしまいました。そのゲームは今でも売れていて、少しですが毎月収入があります。



米国株、ブログ作りにもSE時代の経験は役立っている

株を始めた時もSEをやっていて良かったと思いました。プログラミングに比べると簡単なことですが、エクセルを使っていろいろな分析をすることができます。エクセル程度ならSEでなくても普通のビジネスマンなら誰でもできる事ですが、やはりプログラミンの知識があると少し高度な分析ができます。

このブログにもSE時代の知識、その後のプログラミング能力が役立っています。

このブログはワードプレスというツールで書かれています。簡単にいうとネットにつながっているワープロみたいなものです。文章を書き終わって「公開」ボタンを押せばネット上に公開されます。操作は誰にでもできます。

文章を書いて公開するだけなら誰にでもできるのですが、ブログ画面の体裁を整えたり、機能を追加したり、どれだけの人に読んでもらっているかを分析したり、広告をはったりするには多少なりともシステム的な知識が必要になります。

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ワードプレスのPHPにも応用がきく

ワードプレスのブログ画面の体裁や機能のほとんどの部分はPHPという言語で書かれています。

私はPHPを学んだ事もないしPHPでプログラムを作った事もありません。でもコンピュータ言語というものはどれも似たようなもので、できる事はほぼ同じです。

私がかつて経験した言語、すなわち

  • Basic
  • COBOL
  • c言語
  • c++
  • sh
  • lisp
  • Perl
  • java
  • JavaScript

などのどれかに似ています。

スペイン語が分かればイタリア語もだいたい分かるのと同じです。分からなければ調べれはいいのです。SEを経験すると調べ方も分かるのです。

ワードプレスに関するいろいろな人のブログを見ていると、みなさんけっこう苦労しているようです。

ワードプレスのインストールから設定、使い方に関しても検索すると多くの記事がありますが、原理原則をよく分かっていない人が説明していますので、読んでいてよけいに分からなくなる記事が多いです。



SEO対策とアンカーテキスト

たとえばアンカーテキストについて書かれたブログがあります。

グーグルのサイトには、ロボットによる検索が可能なように、ブログの「アンカーテキストには複数のキーワードが含まれていることが望ましい」と書かれているのですが、その対策としてブログ内に不要なリンクをいっぱい張ることがSEO対策として効果があると説明されているのです。

グーグルのサイトが言っているのは簡単に言えば「ブログの各記事のタイトルは内容が分かるようなものにして下さい」と言っているに過ぎないのです。

「株に関して」という記事タイトルはわかりづらいから、「米国株をネットで買う」と言うように、少なくても2つ以上のキーワードを入れてくれと言っているのです。

ほとんどのブログでは、最初のページ(ホームページ)には記事のタイトルと抜粋しか表示されません。

最初のページに全文を書いたら、1ページにいっぱいになってしまい、次のページを見るのも大変です。だから、タイトルと抜粋記事しか表示されず、タイトルまたは(つづきを読む)などをクリックして記事のページに飛ぶのです。たいていのブログにはこの機能が備わっています。

この最初のページの記事のタイトルがアンカーテキストなのです。

ブログの最初のページでhtmlのソースを表示すると、各記事タイトルはアンカーテキストとなっており、そこをクリックしたら、各記事のページに飛ぶようになっているのです。

<a href=”○○.html”>記事タイトル</a>

ですから、わざわさ各記事のページにリンクを張らなくても、既にアンカーテキストになっているのです。

テクニックとしてアンカー(リンク)をたくさん張ると検索エンジンで上位に表示されるみたいなことも書かれていますが、本当にそうなのでしょうか。

もしそうだとしても、グーグルは今後、無駄なアンカー(リンク)を高く評価することはなくなると思います。意味がないからです。

内容の伴わないキーワードを並べた記事タイトルも、今後はグーグルのロボットは低く評価すると思います。今の言語解析はそれぐらい簡単にできます。人の声にすら対応するのですから。

グーグルアドセンス広告(Google AdSense)

グーグルアドセンス広告に関しても検索するとものすごく多くの記事が出てきますが、なんというか、都市伝説のような話があまりにも多いです。

みんな原理原則を理解しないでいろいろ試行錯誤をしています。試行錯誤をそのままブログに書いて、そのブログの内容をまた別の人がパクって書く。グーグルアドセンスに関しては読む人が多いのでページビューを稼げるのでしょう。

グーグルアドセンスに関しては私も苦労しました。でも、時間はかかりますが基本をしっかり理解して手順どおりやれば必ず審査に合格して広告を張る事ができます。

グーグルアドセンスの申請から承認、広告掲載にいたるまでの一部始終は後日まとめて掲載します。

【後日投稿】
グーグルアドセンス広告を載せることができるまでの一部始終



ネットとサーバーの仕組み、セキュリティーでもSE経験が役に立つ

他にもむかしSEをしていて良かった、その後もコンピュータやインターネットと関わっていて良かったと思う事がたくさんあります。

旅行の予約やネット通販でなにか問題があったりエラーが表示されても、ネットとサーバーの仕組みが分かっているのでどういうことになっているのか、だいたいのけんとうがつきます。慌てる事はありません。

セキュリティーの基本知識があるので、不用意にリンクをクリックして危ないサイトに飛んだり、メールをhtmlで開いたり、不要なフラッシュを表示したりしません。ウィルスに感染する事もめったにありません。

クレジットカード情報や個人情報に関しても入力してもいいか、しないほうがいいか判断できます。

リタイアメント生活に欠かせないこれらの知識や要素を、人よりもたくさん知っていて生活に役立てることができるのです。昔とった杵柄、SEをやっていたおかげだと、今さらながら感謝しております。

自画自賛の長文に最後までお付き合い頂きありがとうございました。何かのお役に立てば幸いです。

ごきげんよう。

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「カブとタイ」をいつもお読みいただき、まことにありがとうございます。
著者かぶとたいぞう拝。


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