【米国株長期投資のすすめ】売れば上がる、買えば下がる、相場運が無いとお嘆きのあなたへ

かぶとたいぞうです。

相場の予想が外れていつも損をするとお嘆きのあなた。ご安心ください。私も同じです。

そもそも、相場というものは上がると思えば下がるし、下がると思えば上がります。売ればとたんに上がるし、買えばとたんに下がるものです。



私は今年の春、持っていた最後の金(ゴールド)を売りました。

売ろうと思ったら1gにつき5,000円程度の相場だったものが、4,600円ぐらいまで下がってしまい、イライラしました。それで1gにつき4,800円程度で見切りをつけて売りました。



金(ゴールド)を売ったら突然相場急上昇

私が売った直後からゴールド相場はめきめき上がりました。今では1gにつき5,600円くらいします。

振り返れば一番安い時に売ったも同然です。

でも、私が最後のゴールドを売った今年の春の時点で「これからはゴールドが上がるかもしれない」などと言っていた人は誰もいませんでした。上がるか下がるかは誰にも分からないのです。

上がってから理屈をつけて「なぜ上がったのか」を一生懸命解説する人はたくさんいますが。

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タイバーツを大量に買ったら相場下落

つい先日も、タイのリタイアメントビザを取得するために約300万円分のタイバーツを買いましたが、ここでも大損をしました。

私が買おうとするとタイバーツはどんどん上がっていきました。タイムリミットも迫ってきたので仕方なく高値で買ったら、その直後からタイバーツはどんどん下がりました。結局1晩で64,000円も損をしました。

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それ以前もすべて私の相場観は裏目に出ます。不動産も株も、何もかもです。



いつも高値で買い安値で売る

まるでタイミングを推し量ったかのように一番高いときに買い、一番安いときに売るのです。

バカのようですが、良く考えるとタイミングを外すのは私だけではありません。

売買が成立するのは売る人と買う人がいるからなのです。相場が成り立つのは売る人がいれば買う人もいるからなのです。売る人と買う人は常に半々存在するのです。

「こんな、いちばん売ってはならないタイミングで売る人はバカだ」と、さも結果が分かっていたかのような評論を後になってからする人がいます。こういうことを言う人は100%嘘つきです。結果が最初から分かってる相場はありえません。

相場は必ず半分の人が損をしている

もし結果が最初から分かっていれば、買う人ばっかり、あるいは売る人ばっかりで売買は成立しません。売買が成立しなければ相場は形成されません。

売る人がいて、買う人がいるからこそ値がつくのです。

買う人はこれからもっと上がると思うから買うのです。売る人はこれからは値が下がると思って売るのです。どちらも真剣です。どちらもある程度知識も経験もあります。本当のバカは市場には参加しません。

それなのにどちらかは得をしてどちらかは損をするのです。得をする人と損をする人は半々です。



相場の短期投資はバクチ

時代劇を見ていると、丁半バクチにハマり身を滅ぼす登場人物が出てきます。見ている人は「どうしようもないやつだ」「駄目なやつだ」と思います。

バクチは連続勝てることもあれば、連続負けることもあります。勝てば調子に乗ってやり続けて、いつかは負けに転じ身を滅ぼします。

株でも不動産でもゴールドでも、相場の短期の上がり下がりに掛ける人はバクチ打ちと同じです。バクチは連続勝てる時もあれば連続負ける時もあるのです。

初心者がバクチにハマるのは、たまたま運良く勝った場合です。しかも大きく勝ったり何回も連続で勝ったりすると有頂天になってしまい、もうバクチから離れられなくなります。ギャンブル依存症です。

いっぽう早い時期にバクチに連続負けるとハマらずに済みます。

相場運が無いことは運がいいこと

相場で勝てない人は相場運が無いことを嘆く必要はありません。

私には相場運がありません。そしてそのことに感謝しています。バクチにハマり身を滅ぼさなくて済むからです。相場運が無いことはむしろ運がいいことなのです。

私は相場運がないからこそ、米国株の長期投資に専念できるのです。しかも一度買ったら一生持ち続ける「バイ&ホールド」しかやらないのです。

これなら大きく勝つことはありませんが、負けることもありません。

ごきげんよう。


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著者かぶとたいぞう拝。


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