かぶとたいぞうです。
10年くらい前から「女の子」とか「男の子」とか、「あの子」「この子」「○○の子」とか「子供たち」みたいな言いかたをする人が増えてきました。「総務の子が・・・」なんて感じで。
小学生を指して言うのなら分かりますが、呼ばれている相手はすっかり大人です。
中にはけっこう若い人が自分と同じくらいの年齢の人か自分より年上の人をつかまえて「あの子は」とか言っている時があります。強い違和感を覚えます。
以前は水商売に限られていた「女の子」「あの子」
かなり前からそういう言いかたをする人はいたのですが、水商売に限られていました。
古くは「踊り子」をそう呼んだらしいのですが、その名残で夜の店のホステスさんなんかを「女の子」と呼ぶ習慣があったようです。ホステスさんは若く見られるのはうれしいので「女の子」とか「あの子」と呼ばれても悪い気はしません。
しかし今は誰にでも「子」です。
私は決してそういう言いかたをしません。「○○の人」と言います。
自分の娘や息子のことを人に言うときも「うちの子」とか「あの子は」とは言いません。私の娘も息子も既に成人に達しています。もう子供ではありません。
それなのに他人の子供に対して、しかも相手はとっくに大人なのに「子」とよぶ人がたくさんいるのです。
人を子供呼ばわりする人の共通点
ここから先はまったくの独断と偏見です。
「○○の子」と呼ぶ人に限って、たいしたことなない人が多いです。だらしのない人、レベルの低い人、空威張りの人、見栄や世間体ばかり気にする人が多いような気がします。
今まで出会った人の中で「○○の子がね、」「うちの会社に○○の子がいて」「やっぱり子供たちを食べさせないとならないでしょう」などと言っていた人を思い出しています。
いずれも
- 自分ではたいしたことをしていない人
- 零細企業の社長
- 口先だけの人
- ほら吹き
- 見栄ばかりの人
- 自分を飾ることしか考えていない人
- 友達のいない人
- 頭の悪い人
ばかり頭に浮かびます。
該当する人はイラッときているかもしれません。
頭の悪い人も多い
他人を子供呼ばわりすることによって、自分が大人であると言いたい、自分の優位性を高めたいという願望を持っている人が多いのだと思います。猿のマウンティングにも劣る行為です。
しかし中にはあまり深く考えずに、そういう言い方が流行っているから真似ている人もいるような気がします。いわゆる「頭の悪い人」です。
流行り言葉をすぐ真似るような人です。幼い頃、クレヨンしんちゃんの話し方の真似をしたような人です。罪はないのですがバカ過ぎます。
さて、ここからはもっと偏見です。腹を立てる人が増えるでしょう。
残念ながら女の人に多い
「女の子」とか「○○の子」という言いかたをする人は圧倒的に女の人に多いです。私が今まで出会った限りにおいては。
しかも比較的若い女性に多いです。若いと言っても30歳代とか40歳代とかですが。
中には50歳代のいいおばさんでそんな言いかたをしている人もたまにいますが、それは前述の「頭の悪い人」だと思います。
私は「○○の子」というような言いかたをする人に出会うとがっかりします。たんに流行り言葉だから真似ているだけだとは思いますが、それでも落胆します。
せっかくいい感じの女の人だと思っても、その人の言葉で幻滅してしまいます。
自分の言葉は自分で選ぶ
こんなことを気にしている人はあまりいないかもしれませんが、よくよく観察してください。
「女の子」とか「○○の子」とは決して言わない人が世の中にはけっこういます。男の人でも女の人でもです。ちゃんと考えて自分の言葉を選んでいる人です。
言葉はその人らしさを表します。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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