かぶとたいぞうです。
人生100年時代と言われています。世の中には、65歳を超えても働き続けようと考えている人がたくさんいます。65歳どころか70歳、いや、75歳。体が動くうちは生涯現役で働こうと考えている人もいるようです。大いに結構な事ではありませんか。
在職老齢年金の減額は気にしない
年金を受給しながら働き続けると(在職老齢年金)、うんと稼げば年金支給額が少しだけ減額されます。ただし、稼いだ金額以上に減額されることはありません。
たとえば、1ヶ月につき15万円の年金をもらっている人が仕事をして月額13万円の給与をもらった場合、合計が28万円以下なので年金は引かれません。
同じく1ヶ月につき15万円の年金をもらっている人が仕事をして月額15万円の給与をもらった場合、年金は1万円だけ引かれます。
今のところ、年金と報酬の月額が28万円を超えた場合のみ、超えた分の半分がひかれるのです。
もっと稼げばもっと引かれますが、税金と同じで稼いだ分以上に引かれることはないのです。
いくら稼いでも損をすることはありません。だからケチなことは考えずに、体力のあるうちはうんと稼いで世の中に貢献しましょう。
仕事以外にすることは無い
会社員人生しか経験したことの無い人は仕事をやめても他にすることがありません。家にいても奥さんに迷惑がられるだけです。
今まで仕事しかしてなかった人は歳を取ってから趣味を持とうと思ってもうまくいきません。好きなことなら若いうちからやっていたはずです。今までやっていなかったというのは好きではないからです。好きでもないことを歳をとってから始めても長続きはしません。
若いころから海外に行ったことがないような人が歳をとってから海外旅行なんて危なくて絶対おすすめしません。海外旅行なんていうものは若い頃から何回も行って経験を積むべきものです。
今まで仕事がらみの付き合いしかしてこなかった人が、今さら仕事以外の友達を作ろうと思っても遅すぎます。誰も相手にしてくれません。
仕事人間が急に仕事以外の活動をしようとしてもうまくいきません。どれもこれもうまくいかず、うつ病になってしまいます。だから一番慣れている「仕事」をやり続けるのが一番です。
仕事をしてお金を稼ぎ続ける
お金はあればあるほどいいです。貯金が多すぎるて困ることはありません。人生の最大のリスクは「自分が何歳まで生き続けるのかが判らないこと」なのです。今の時代、長生きは恐怖なのです。だから死ぬまで働いたほうが安心です。貯金残高が減っていく恐怖を感じなくて済むからです。
そのうち、年金の制度が変わり、受給開始年齢が選択性で75歳、80歳と、もっと繰り下げできるようになると思います。
そうなれば年金の受給開始年齢をMAXまで遅らせたほうがいいです。遅く受給すればするほど、後でたくさんもらえます。ギリギリまで働いて、年金を後でたくさん貰ったほうが安心じゃないですか。
そしてできれば死ぬまで働いて、年金を貰う前に死んで下さい。
安心したまま安らかに死ぬことができます。そして、若い世代に年金の原資を残すことができます。世の中に貢献できるのです。
生涯現役で働き続けて「年金100年安心」に貢献する
一生働いて年金を貰わずに死んでいく老人が増えると、若い世代に年金を回せます。年金制度が崩壊せずに後々の世代まで継続するいちばんの方法です。これこそ「年金100年安心プラン」です
生涯現役で働きましょう。今まで仕事しかしてこなかった人が世の中に貢献する道はそれしかありません。「あの人はいい人だった」と褒められながら死ぬことができるのです。とてもすばらしいことです。上級国民と呼ぶにふさわしい人です。
申し訳ないですが私は一般国民なので、60歳から年金を繰上げ受給して老後を謳歌させてもらいます。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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