かぶとたいぞうです。
金融庁も、「人生100年時代に自分の身は自分で守れ」と言いだしました。年金では足りないと言うのです。なんか「人ごと」のような言い方ですが、年金を司っているのは厚生労働省なので、金融庁は関係ないのでしょう。
3千万円の貯金で足りるか
では貯金があればいいのかと言うと、貯金は金利も付かないし使えば減ります。3千万円くらい有っても、毎月10万円おろせば、25年で無くなってしまいます。
65歳から貯金をおろし始めたら、25年後は90歳。90歳ちょうどでうまく死ねればいいのですが、死ねなかったらおおごとです。今の時代は自分が何歳まで生きてしまうのか分からないことが最大のリスクなのです。
それと、貯金残高が少しずつ減っていくのを見るのはいかにも不安です。残高が500万円を切ったあたりから「早く死なないと」という強迫観念が湧き起こり、生きているのが恐ろしくなるのではないでしょうか。
だから金融庁も「資産形成と長期運用などが必要」と言っています。麻生財務大臣もそれを受けて「100歳まで生きるとして金の事を自分で心配すれ」と発言しています。
まぁ、言ってみれば当たり前の事で、当ブログが今まで再三言っていることを最近は政府筋の人も開き直って言いだしたということです。
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今こそ米国株
で、本論に入りますが、今こそ米国株です。
米国株は今まで上がりすぎていました。最近ようやく下がってきています。まだまだ下がるような気がします。
多くの人は上がっているときに参加しようとしますが、長期投資、長期運用をするなら、下がっているときに参加するべきです。
長期投資の要諦は配当をもらい続けることです。経営がしっかりしていて、長期安定していて、配当をしっかりもらえる企業に投資します。そして買ったら最後、ずーっと持ち続けて配当をもらいます。バイ&ホールドです。それが長期投資です。
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世界の優秀な企業が集まっているのは米国の証券取引所です。業績が良く高配当の企業が集まっているのも米国の証券取引所です。やるなら米国株です。
株式市場の雲行きが怪しくなった今が、米国株を始める絶好のチャンスです。焦らず、慌てず、じっくりと銘柄を研究して、あるいはファンドを研究して、値ごろ感が出てきたタイミングで米国株長期投資を始めてみたらいかがでしょうか。
3千万円を米国株に投資して、税引き後3.5%の配当をもらえば、毎月8万7500円にしかなりませんが、それでどうにかやっていけば、いつまで経っても元本は減りません。
そして歳をとって、もうそろそろだと思ったころから少しずつ元本を削って贅沢してもいいし、そのまま子孫に残してもいいのではないでしょうか。
お金が減り続けるより、よっぽど楽しみがあります。
ごきげんよう。
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