かぶとたいぞうです。
私の自宅の庭の木にかけておいた巣箱に「ハクセキレイ」が巣を作り始めた話は前回このブログでお伝えしました。
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その後ハクセキレイは順調に巣箱の中に枯れ葉などを運び込んで産卵の準備をしていました。
ハクセキレイの巣作りの邪魔をするスズメたち
ところが、前回のブログでも書きましたが、その後もスズメが毎日来て、ハクセキレイの邪魔をしていたのです。
最初はスズメは1羽でしたが、知らないうちに3羽のスズメが頻繁に巣箱に取り付いて、巣箱の穴から巣箱の中を覗き込んだり、巣箱の上に乗ってピーピー鳴いたりしていたのです。
私は心配でしたが、自然の営みに人間が手を出してはならないと思い、黙って見ていました。
スズメの執拗な邪魔に困惑するハクセキレイのメス
スズメがあまりにも頻繁に巣箱の中を覗くので、中にいたハクセキレイの、おそらくメスだと思いますが不安げに時々巣箱の中から顔だけ出していました。ハクセキレイのオスも巣箱の周りでけたたましく鳴いてスズメたちをけん制していました。
そのうち、ハクセキレイの姿が見えなくなりました。私は心配になり、何時間も巣箱を見ていました。すると巣箱の中からハクセキレイのメスがまた顔だけ出して、あたりをキョロキョロと眺めた後、巣箱の中から出てきて、すっと飛びたちました。
私が見たハクセキレイの最期の姿でした。
ハクセキレイは巣箱を諦めて去ったのか
その後もスズメたちは毎日巣箱に来ては穴の中に半分体を入れては出てきたりを繰り替えてしいました。ハクセキレイの姿を見なくなって3日経ったので、木にハシゴをかけて巣箱の屋根をそっと開けてみたら案の定、中はもぬけの空でした。
巣箱の床には枯れ葉や枯れ草がびっしり敷き詰められ、フカフカのベッドが作られていました。ハクセキレイも卵を生む気マンマンだったと思います。
それなのにスズメがあまりにも邪魔をするので、子どもを育てるのに不安を感じて別なところに移動したのでしょう。
その後も毎日やってくるスズメたち
その後もスズメは頻繁に巣箱に取り付いて中を覗き込むだけで、決して中には入りません。
昨日なんか、激しい風の中、巣箱の上で2羽のスズメが交尾をしていました。
ひとの作った巣から持ち主を追い出しておいて、その巣の上で交尾をしますか。
ひどいスズメたちです。
スズメはひどい
今までスズメに対してそれほど悪いイメージはなかったのですが、今回の一件でスズメがひどい動物に見えてきました。
なんて奴らだ。
これが自然界の非情の掟なのか。
がっかりです。
でも、話は変わりますが、最近しょっちゅうネットで見る「紀州のドンファン」のニュース。
あれに比べたらまだスズメのほうがマシなのかもしれません。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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