【米国株】FOMCで3連続0.75%の利上げが決定。金利先高と景気後退懸念で米国株は続落。円も下がる

かぶとたいぞうです。

今朝早くFOMCが終了し、米国では3回連続となる0.75%の大幅な利上げが決定されました。

これを受けて、今後もまだまだ金利が上がるのではないかという「金利先高懸念」と、金利が上がることで景気が落ち込むのではないかという「景気後退懸念」が市場を支配し、米国株式市場は終盤になって急落しました。



NYダウはかろうじて3万ドル

NYダウの終値は前日から522ドル下がって30,183ドル。かろうじて3万ドル台を守ったかっこうです。

各指標の前日比は、NYダウで-1.70%、S&P500は-1.71%、ナスダックは-1.79%、かぶとたいぞうポートフォリオは+0.29%でした。

ゼネラル・ミルズ

私のポートフォリオがプラスになったのは、ゼネラル・ミルズが+5.72%と急上昇したからです。

昨夜ゼネラル・ミルズは四半期決算で大幅な増収増益を発表しました。



ゼネラル・ミルズの好決算

北米の小売部門(スーパーなどで売っているコーンフレークなど)、外食などへの卸部門、ペットフード部門などがそれぞれ15%~20%も伸び、大好調でした。

国際部門は落ち込み、特に日本におけるハーゲンダッツの売上は8%も落ちましたが、他の部門の伸びがそのマイナスを埋めてもあまりあるものでした。

食品は強い

やっぱりこういう時は食品、特にコーンフレークなど庶民的な毎日の食品が強いようです。

ゼネラル・ミルズは来年もまた連続増配するかもしれません。

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円安ドル高

FOMCで0.75%の利上げが決定されると、ドルは一時144.7円まで上がりました(円は下がりました)。

本稿執筆時現在は144.35円まで下がりましたが、未だに高値圏です。

0.75%の利上げは予想以上だったのか

FOMCで0.75%の利上げが決定されたのはおおかたの予想通りでした。しかしここまで米国株と円が下がるところを見ると、0.5%の利上げで済むと思っていた人がけっこういたのかもしれません。

この後日銀の政策会合が終了して日本の金融政策が発表されますが、おそらくこれといった手は打てないでしょう。



今後のドル/円相場と米国株相場

このままジリジリと円安ドル高が進むような気がします。

米国株は今後、金利先高を織り込んだ上で、業績のいい会社の株だけが上がり、そうでない株は下がるでしょう。

ごきげんよう。


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