かぶとたいぞうです。
今朝起きて米国版Yahooファイナンスアプリを立ち上げると、なんとジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)の昨夜の底値が126.1ドルになっていました。
私はJNJにちょうど126.1ドルの指値注文を50株入れておいたのです。
昨夜のJNJの株価チャートで一箇所だけぴょこんと株価が落ち込んでいるところが126.1ドルなのですが、売買成立数もけっこう高いです。
「もしかしたら買えたかな」
急いでSBI証券にログイン。
注文状況の履歴を見ると、126.1ドルでしっかり50株買えていました。
その値段になったからといって必ずしも買えるとは限らない
実は、自分が指した金額に達しても買えていないこともあるのです。
たとえば市場の買い注文が1000株有って、売り注文が300株しかなければ、先着順に300株のみ売買が成立して、残りの700株は不成立になります。
なので、次の日に見ると底値が126.1ドルで自分も126.1ドルで指値注文を入れていたのに買えていないということが起こりえるのです。今まで何回も経験しています。
安い値段で少量の売りが入った時にそうなります。
今回はラッキーでした。
どうして10セント付け足したか
当初は126ドルで買い注文を入れていました。でも今回は0.1ドル(10セント)足して、126.1ドルに値段を変えておきました。
どうして10セント足したかと言いますと、以前似たような状況で、あと10セント高く設定したら買えていたということが何回かあったからです。
たとえば100ドルで買い注文を入れておいたのに、底値が100.1ドルで、その後上がっていって買うチャンスを逃したというような経験があるのです。
ジャスト金額には心理的抵抗線があるような気がします。100ドル以上なら売るけど、100ドルを切ってまでは売りたくないというような感情があるようです。
それで底値が100.1ドルというようなことがしばしば起こります。昨夜もそうでした。
ジョンソン・エンド・ジョンソンはまだまだ買う
ジョンソン・エンド・ジョンソンは安ければいくらでも買います。優良企業だからです。
いざとなったらアスベストで問題になっているベビーパウダーをすべて生産中止して、係争中の裁判を全て和解しても財政的にはじゅうぶんやっていけます。
ジョンソン・エンド・ジョンソンのROE、フリーキャッシュフロー、利益率と成長率、資産と借金のバランス、どれをとっても米国有数のピカイチ企業です。潰れる心配はまったくありません。
ただ、優良安定企業だけに株価は割高です。税引き後の配当率は2%程度しかありません。
ただ、比較的安いときに買っておけば、今後も増配が見込まれるので、そのうちに税引き後3%程度の配当率にはなりそうな気がします。
増配する株は配当率が上がっていく
現に私が保持しているJNJ株の実質税引き後配当率は、1.9%程度から現在2.2%程度に上がっています。増配があったからです。
今現在の配当率も大事ですが、増配する株であれば今現在は低い配当率でも将来は配当率が上がっていくのです。
【関連性の高い記事】
「増配」は「自社株買い」とならんで米国株長期投資の銘柄選びにはとても重要な要素なのです。
【関連性の高い記事】
ジョンソン・エンド・ジョンソンの買い下がりに期待
株を買えた時、いつも決まって「もっと買えばよかった」「もっと多く注文しておけばよかった」と思います。
でも、リスク分散のためにはちょびちょび買うのが正解です。今回も50株(約67万円)で良かったのです。
これから株価がV字回復して上がっていけば「もっと買っておくべきだった」と後悔しますが、逆にもっと下がる可能性もあるのです。上がるか下がるかの確率は常に半々です。
度胸よく一発で買えば、大きな儲けが期待できますが逆に大損もあり得るのです。
老後資金の運用としての米国株長期投資の要諦は、大きく儲けることではなく損をしないことです。
願わくばジョンソン・エンド・ジョンソンの株価がもっと下がり、「買い下がり」でどんどん増やしていけることに期待します。
ごきげんよう。
【関連性の高い記事】
この記事があなたのお役に立った場合、下の「いいね!」をクリックして頂けると、たいへんはげみになります。
【あわせて読みたい】
同じカテゴリーの最新記事5件
-
【米国株、JNJ】ジョンソン・エンド・ジョンソンから5%超の増配で配当がきました -
【JNJ】ジョンソン・エンド・ジョンソン、ベビーパウダーのタルク訴訟解決の目処がたって株価急上昇 -
昨夜は米国株が2%も下がったけど、ドルはさらに上がり、増配したJNJからの配当が嬉しかった -
【米国株:JNJ】株価が3%超上がったジョンソン・エンド・ジョンソンと3%超下がったファイザーの違い -
【米国株】米国優良企業の増配率の研究3.ジョンソン・エンド・ジョンソンの過去10年間の配当実績と増配率
「カブとタイ」をいつもお読みいただき、まことにありがとうございます。
著者かぶとたいぞう拝。
記事のカテゴリー/タグ情報