配当率が低くても優良企業なら買うべき理由

こんにちわ。かぶとたいぞうです。
今日は米国株の話です。

自分の判定、評価では文句なしに優良企業なのですが、いまいち配当率が低い会社の株は買うべきか、見送るべきか。

答えから言うと買うべきです。



JNJ(ジョンソン&ジョンソン)の配当は低かったが買った

今の私の所有銘柄で言うと、JNJ(ジョンソン&ジョンソン)がそれにあたります。現在の株価に対して、直近の配当で配当率を計算すると、配当率は税引き前で2.9%です。税引き後は2%程度なので私が目標にしている3%には届きません。

税引き後配当率が3%を超える株も他に持っていますが、JNJの所持比率を上げていくと、トータルでは必ず税引き後配当率は3%を下回ります。

税引き後の目標配当率を3%と設定しているのに、税引き後配当率2%の株をどうして買っていいのか、そのからくりを説明するために、以前私が所持していたロッキード・マーチンの株のお話しをしましょう。

LMT(ロッキード・マーチン)は配当が低かったので売ってしまった

私がLMT(ロッキード・マーチン)の株を買ったとき、株価は180ドルでした。その時の税引き後年間配当額は3ドル程度、税引き後配当率は1.7%程度でした。

その後ロッキード・マーチンの株は値上がりし、私は売りました。税引き後1.7%の配当では少なすぎると思ったのです。

さて、現在ロッキード・マーチンの株は320ドルしますが、税引き後の年間配当額は5.7ドル、税引き後配当率はやはり1.7%程度です。

しかし、その1.7%というのは、今320ドルで買った時の配当率です。180ドルで買ったものをそのまま持っていれば、5.7ドル÷180ドル=3.16%、税引き後の配当率が3%を越えていたのです。

ロッキード・マーチンは業績がいいので、配当額を少しずつ上げてきたのです。増配です。

優良企業は業績が上がれば増配します。今は配当率が低くても、いずれ配当率は上がります。

後日追記)LMT(ロッキード・マーチン)の株は後日買い戻しました。

後日追記)JNJ(ジョンソン&ジョンソン)の配当は予想通り増えました。

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将来増配することが期待される株を買う

今現在の配当率を見て銘柄を選択するのではなく、将来増配するかもしれない優良企業に投資するほうが賢明です。

みなさんもがんばってください。
ごきげんよう。

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著者かぶとたいぞう拝。


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