こんにちわ。かぶとたいぞうです。
冬になるとウツになる人がいます。いわゆる「冬うつ」です。私にもその気があります。
「冬うつ」は太陽の光にあたらないのが原因
私は自分の症状に気づいてから、冬はなるべく太陽の光にあたるようにしています。それだけで改善するのです。
今日は「冬季うつ病」(冬うつ)をとりあげます。
この文章もかなり前に別のブログで取り上げたテーマなのですが、今後はブログをこちらに1本化しますので転載します。
*** 以下 転記 ***
冬になると憂鬱になる病気「冬季うつ病」。悩んでいる方も多いのではないかと思う。
どうして冬になると鬱(うつ)になるのか。色々な人がいろいろな事を言っているが、私には1つの確信がある。
それは、冬になると太陽に当たる機会がめっきりと減るからに違いないということだ。
「冬うつ」は北海道、東北の日本海側の北国に多い
日本海側の北国の冬は、それでなくとも日照時間が少ないうえに、曇りや雪の日が多く、日に当たろうと思っても日が射さない。
その上、寒いのでなるべく外出を避ける。
外出しても顔以外、完全防備の服装だ。女性は帽子を深々とかぶり、メークも厚めにするだろう。手袋もするので(ちなみに、北海道では手袋を履くと言う)、体に日光が当たらない。
冬季うつ病が北海道や東北の日本海側に多いこと、男性に比べ、圧倒的に女性の方が多いことを考えればつじつまがあう。
ビタミンDとカルシウムの吸収、「冬うつ」との関係
ビタミンDという物質は、食べ物からカルシウムを吸収して、血中のカルシウム濃度を高める働きのある大事なビタミンである。
体内のカルシウムが不足すると、イライラすることは広く知られているが、カルシウムをどんなに多く摂取しても、ビタミンDが無ければカルシウムは腸からうまく吸収されない。
ビタミンD欠乏症としては、直接的には、カルシウム不足に起因する骨軟化症や骨粗鬆症が挙げられるが、関連してイライラや冬季うつ病も指摘される。
この大切なビタミンDは、日光浴により、体内で合成されるのだ。
人間は陽にあたるだけでビタミンDを自ら合成する
ビタミンDは魚を食べたり、サプリメントで摂取することも可能ではあるが、それでは足りない。
しかし、人間は、日光浴をするだけで、圧倒的な量のビタミンDを体内合成することができる。
成人だと、週に2回、1回に付き10分程度の顔、手足、背中への日光浴で、必要充分なビタミンDを合成できる。
ビタミンD合成の主役は紫外線とコレステロール。どちらも嫌われ者だが、ビタミンD合成には必要なものなのである。
せっかくの日光浴も、日焼け止めや厚いファンデーションをしていると効き目が無い。
最近は極端に紫外線を避ける傾向があり、車のフロントガラスもUVカットされているので、時には意識して思いっきり紫外線を浴びたほうがいい。
コレステロールのほうは、だまっていても体内で作られるので心配ない。
夏であれば、手足を出して外を歩くことが多く、自然とビタミンDが体内で合成され、カルシウムの吸収を高め、イライラや憂鬱になることは少ない。
しかし、冬は前述の通り、日に当たらないことが多くなり、カルシウム不足から冬季うつ病になりやすいのだろうと思う。
カルシウムのサプリメントをいくら飲んでも、ビタミンDが不足すれば、吸収されないので意味が無い。
冬季うつ病(冬うつ)のおすすめ対策
対策は3つある。金のかからない順に書くと次の通り。
- 冬でも、天気のいい日にはなるべく外へ出て、充分な日光浴をする。
金はかからないが時間がかかり、勤め人には難しい。 - 日焼けマシーンを買ったり、日焼けサロンへ行って、人工的な日光浴をする。
金はかかるが冬季うつ病になるよりはいいかもしれない。 - 冬の間に南国へ旅行する。
金と時間に、余裕のある人しかできないが、私はこれをしている。
【関連性の高い記事】
日光浴不足→ビタミンD不足→カルシウム不足→冬季うつ病、という因果説は、近年指摘する学者も多い。
*** 以上 転記 ***
これから夏なので日に当たる機会が多くなりますが、冬うつの気のあるかたは覚えておいて下さい。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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