北海道にある「串鳥」(くしどり)という名前の焼き鳥屋

かぶとたいぞうです。

昨夜は久しぶりに「串鳥」(くしどり)に行きました。札幌にある有名な焼き鳥屋のチェーン店です。ただのチェーン店ですが、私の得意の焼き鳥屋で、たまに行きたくなる店です。



40年前に「串鳥」という1軒の焼き鳥屋ができた

私が浪人生のころに札幌に「串鳥」という名の1軒の焼き鳥屋ができました。狸小路の少し北側の路面店でした。

当時の私は浪人生だったのでもちろん金がありませんでした。でも「串鳥」は安いし美味いので、アルバイトで稼いだ金でよく行きました。開店当時から大変人気があり、混んでいて入れないこともしばしばありました。

「串鳥」は人気にあやかって2店舗目を出しました。近くに出店したので、本店に入れなかった人は新しい店に行きました。そのうち3店舗目もできました。

その後も多店舗展開し、今では北海道に32店舗、仙台に6店舗、東京にも2店舗を出す大型チェーンになりました。

2年前に出張で仙台に行きましたが、仙台の「串鳥」も大繁盛で待ち行列ができていました。



串鳥には「すずめ」「うさぎ」「カエル」もあった

札幌に初めて「串鳥」ができた当時は、「すずめ」、「うさぎ」、「カエル」など珍しいメニューも有りました。これらのメニューはその後しばらくの間は残っていたのですが、いつの間にかメニューから消えてしまいました。今はもうありません。

先日、「串鳥」の店員にこれら珍メニューのことを話しましたが、店員の中で知っている人は誰もいませんでした。店長も知りませんでした。むしろ、そんなメニューがあったのかと驚いていました。

1号店開店からもう40年以上たっています。当時20歳で働いていた店員がいたとしたら、今ではもう60歳以上です。第一線を退いているでしょう。

時代は変わったのです。



むかしは濃い焼酎をストレートで飲んだ

酒類も、最初のうちは25度か30度の濃いストレートの焼酎をグラス1杯(200cc)140円くらいで出してました。金の無い私はいつもその焼酎をストレートで飲んでいました。当時は濃い焼酎をそのまま、あるいは梅シロップで割って飲む人が結構いました。

今はそんな飲み方をする人は誰もいません。焼酎のストレート(生酎=なまちゅう)も、もうメニューにはありません。チューハイやサワー、水割りなどしかありません。

「串鳥」の一番人気「豚のシソ巻き」

当時の一番人気の焼き鳥メニューは「豚のシソ巻き」でした。道外の人は驚くかもしれませんが、昔から北海道で「焼き鳥」と言えば、メインは鳥ではなく豚なのです。

「豚のシソ巻き」は、脂の乗った豚バラ肉とあっさりした青じその葉を重ねて巻いたものです。豚の脂とシソの風味がよく合います。私は串鳥に行くと必ずこれを頼みました。

串鳥の豚しそ巻

「豚のシソ巻き」はありがたいことに今でも「串鳥」にあります。

昨夜はむかしを思い出しながら「豚のシソ巻き」で一杯やりました。

ごきげんよう。


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著者かぶとたいぞう拝。


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“北海道にある「串鳥」(くしどり)という名前の焼き鳥屋” への2件の返信

  1. 私の串鳥定番は、豚しそ巻きと激辛青なんばんです。

    タイでNGの行為は何でしょう。頭をなでない、黄色服はダメ…とアバウトです。よろしくお願いします。

  2. 遠藤様
    コメントありがとうございます。
    激辛青なんばんですか。辛そうですね。

    さてタイでのNGですが、私もそれ以外は知りません。
    いろいろなサイトにいろいろ書いてありますが、常識的に振る舞えば何も問題はないように思います。

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