【米国株長期投資】株の売買で勝つ確率は5割だが、配当狙いの長期投資で勝つ確率は10割

かぶとたいぞうです。

ウクライナ情勢の悪化と、ロシアへの経済的制裁により原油価格が上がったことなどの影響で、米国株がひき続き下がっています。

世界情勢の先行きが不透明ですから、今後の株価はまったく予想できません。



こんな時に株を買う人

こんな時にでも株を買い続ける人たちがいるのです。私もその1人です。

株投資に対する姿勢は大きく2つに分かれます。

1.株の売買益を求める姿勢

1つは買った株が値上がりしたら売るという、売買益を求める姿勢です。買った株が上がることを期待する姿勢です。



2.配当を求める姿勢

もう1つは、配当を求める姿勢です。少しでも多くの株を買うために、なるべく安い時に買いますが、買った後の値上がりは期待していません。配当さえ出続ければいいのです。

私は後者の投資姿勢です。

売買益の勝率は5割

1つ目の売買益を求める姿勢では、勝率は5割です。株は上がるか下がるかです。そして上がるか下がるかは時の運。誰にも分かりません。上がったら儲かり下がったら損をします。

だから大雑把に言うと勝率は5割だと思って間違いありません。



配当の勝率は10割

2つ目の配当を求める姿勢では、勝率は10割です。ほぼ確実に儲かります。ただし、儲けは少なく時間もかかります。それに、配当率はそれほど高くなくてもいいので、絶対に潰れない会社を選ばなくてはなりません。会社選びの目が必要です。

例えば配当率5%の株なら

例えば年間配当率5%の、絶対に潰れないだろうと思う会社の株を買います。1年間に投資額の5%が戻ってくるので、20年間持ち続ければ元がとれます。

21年目からの配当は確実に利益です。あるいは21年目に株を全て売れば、その時の株価がどうであれ、売って得たお金は100%利益です。これが10割勝つゆえんです。



配当狙いの長期投資のほうがいいに決まっている

このように聞くと、誰でも後者のほう、つまり配当狙いの長期投資のほうが絶対に有利だと気づくはずです。

20年なんてあっという間です。60歳台以下の人なら、生きている間に投資額を回収できます。

にも関わらず、短期の売買で儲けようとする投資家(投機家)が多いのです。特に日本人はそうです。

なぜ日本人は配当狙いの長期投資をやらないのか

なぜか。

たぶん20年も待っていられないのでしょう。ソッコウで儲けたいのだと思います。

それと、企業というものを信じられず、潰れたらどうしようと思っているのだと思います。



株にはもちろんリスクがある

もちろん株投資にはリスクがあります。リスクのないところにはリターンもありません。だからほんのちょっとのリスクでも避けたいと思う人には、短期であれ長期であれ株投資はできません。

しかし私が現在保有している株のほとんどは、100年以上も潰れずに利益を出し続けてきた会社の株ばかりです。しかも、私の会社を見る目には自信があります。経営コンサルタントとして、中小企業診断士として今まで様々な会社を見てきました。

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20年以上もつ会社はいっぱいある

私自身も自分の会社を30年間経営してきましたが、私のポートフォリオに入っている保有株は自分が経営してきた会社以上に堅牢だと思っています。

当然ですが、どの会社の社長も私以上に優秀です。会社の仕組みも監査制度もしっかりしているので、次々と優秀な経営者に経営がバトンタッチされていくでしょう。米国の会社は経営者がだらしないと株主が許しません。

私の現在の保有株は、20年以内に倒産するなど考えられない会社の株ばかりです。



増配

しかも連続増配株ぞろいですから、最初の配当率は5%でも、投資配当率(YOC)がどんどん上がっていき、実際には20年を待たずに回収可能でしょう。

株をやるなら地味な配当狙いの長期投資に限ります。

ごきげんよう。


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著者かぶとたいぞう拝。


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