こんにちわ。かぶとたいぞうです。
前回ご紹介しましたとおり、タイでリタイアメントビザを取得するのには、大前提としてタイの銀行口座を持っていなければなりません。
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そこで今回は、今から7年くらい前に、私が実際にタイのパタヤでカシコンバンクの預金口座を開設した時の、私の個人的記録ファイルをもとに、ポイントを説明します。
私が預金口座を開設してからすでに7年経過していますから、状況は変わったかもしれませんが、おそらく今でも同じような手順で作れると思いますので、一度お試し下さい。
後日追記)2018年11月現在、パタヤのカシコンバンクでは、タイ人以外の外国人が新規に口座を開設することは非常に困難になっているという情報をいただきました。私が口座を開設した当時は、たまたま外国人でも作りやすかったのかもしれません。そのような背景を考慮のうえ、この記事を参考としてお読みください。口座作りの手順や必要事項などの情報は今でも有効です。
カシコンの銀行口座はホテルの住所で簡単に作れた
当時も「外国人はタイの銀口座を作るのは難しい」とか「タイの住民票が無いと作れない」などと言われていたのですが、私はホテルの住所で簡単に作れました。
私が預金口座を作った後も、「当時カシコンバンクは個人の新規口座を増やすキャンペーンをやっていて、本当はダメなのにホテルの住所でも作った」とか、「バンコクのカシコンバンクでは作れなかった」とか、いろいろなことを言う人がいましたが、逆に「自分もかんたんに作れた」という人もいます。
私が実際に口座を作って実績のある、パタヤのセントラルフェスティバル支店なら今でも作れそうな気がします。
どなたか口座を作ってきて、このブログにコメントしてくれたら幸いです。
以下、カシコンバンクの預金口座開設時の私のメモを公開します。
今回、私のコメントを紫の字で追加していきます。
パタヤビーチロード、カシコンバンクセントラル・フェスティバル支店
セントラル・フェスティバル4Fのカシコンバンクの支店で、パスポートと
タイの住所(ホテル)のみで新規口座(saving acount)を開設できた。
行く前にホテルのカード(名刺みたいなもの)を持っていくといいでしょう。
カシコン銀行の口座開設にタイの電話番号は必要?
カシコン・バンクの店員(女性)が、インターネットバンクをするにはタイの電話番号が必要だと言うので、わざわざフェスティバル内の電話ショップで一番安い電話(600b)とsimカード(50b)を買ってインターネットバンキングを申し込んだが、後で調べてみると電話番号はモバイル・バンキングに必要なのであって、インターネットで残高照会をする分には必要ない事が判った。
よって、モバイル・バンキング(携帯電話で残高を調べるなど)が必要ないのであれば、simカードのみで電話番号は決まるので、3Fのビーチロード側の書店で1番安い50BのSimカードを買ってパッケージに書いてある電話番号を言ってインターネットバンキングを申し込めば良い。
もちろん、タイの電話番号を持っている人は自分の番号で申し込んで下さい。
モバイルバンキングはインターネットバンキングとセットになっているので、いずれにしても電話番号は必要だと言う。
タイの電話番号は10桁なので、適当な10桁の数字を申告しても、インターネッバンキングの申し込みはできると思う。
2011年6月14日追記:適当な電話番号で申し込みできた。
電話番号例:084782****(最初の6ケタは私が買った電話の番号)
友人もカシコンバンクの口座を作りたいというので、一緒に同行した時に、上記の****に適当な4つの数字を入れた10桁の電話番号で通りました。
呼び出し番号の紙を引いて順番を待つ
支店では最初に機械から番号を引いて待つが、「New acount」と書かれたものを引く。
日本の銀行にもある「呼び出し番号」の書かれた紙を引くのですが、新しい口座=New acountのほうの紙をとらなければなりません。
私の場合は(平日11:20、セントラル・フェスティバルは11:00開店)、番号を引いてから5分ほど待たされ順番が来た。将来タイに住むつもりだから口座を作りたいと言うと、事務的に作業は始まった。口座種類を聞かれたので「Saveing」(預金)と答えた。
いくら預けるか聞かれたので、その場で所持金を両替して(今度は機械から「Forien Excheng」の番号を引いて待ち、日本円をバーツに両替、ちなみに2011年5月9日カシコン・バンクの円レート0.36768だった)そのバーツ紙幣を渡した。店員の女性が何やらパソコンに打ち込んだ後、ATMカードの説明を始めた。
最初に預ける金額は、ATMでおろせる単位の金額ならいくらでもいいです。
AMTカード(キャッシュカード)の発行手数料は400バーツ
ATMカードの発行手数料は、保険なしで400b、保険ありで700b。2年目からはそれぞれ
少し減額した手数料が残高から自動的に引き落とされるらしい。保険は盗難や紛失時に他人により金を引き出された場合に対応するようなので不要と判断し、保険無しの400Bにした。
のべ約30分程度で手続きは全て終了し、最後にATMカード(キャッシュ・カード)のデザインを選ぶよう言われたが、「任せる」と言うと、専用機の前に連れて行かれて、色々なデザインを見せ始めた。
プリクラのように自分の顔写真を採り、フレームを付ける事もできると言うので、言われるままに自分の顔写真にした(盗難されづらいと思った)。
フレームは少女趣味っぽいのが多かったのでフレーム無しにした。
後日カードを更新した時は、カードのデザインは地味なもの1種類に限定され、選ぶ事はできなくなりました。
その場で無事にカシコンATMカードが発行された
ATMカードはその場で発行され、すぐに使えた。PINコード(4ケタの暗証番号)は、最初にATMを使った時に自分で変更するらしい(最初は機械的に番号が与えられている?)。
PINコードは、現在6ケタに変更されています。
ATMカードと銀行通帳を渡されて口座開設は終了。
試しにさっそく支店の外に置いてあるATMを利用してみた。PINコードを変更して、1回終了してから最初からやり直し、3000Bおろしてみた。
ATMの隣に記帳機があったので記帳してみると、最初に預けた金額から3000Bが引かれていた。通帳の記載方式は日本と同じ。手数料はかかっていない。
カシコンバンクのATM手数料
さらにもう一度ATMから3000B引き出し、記帳。やはり正しく3000Bが引かれていた。やはり手数料はかかっていない。
女性に確かめてみると、支店のみならず、市内に点在するカシコンバンクの両替所にあるATM(緑色)でも手数料は一切かからない。
数日後、コ・サメットにあった提携ATM(VISA)からおろしたが、手数料は20Bだった。
逆に同じカシコンバンクでも州が変わると15Bの手数料が取られるらしい。
(どこかのブログに、パタヤでもカシコンバンク以外のATMからおろすと結構な手数料が引かれると書いてあったが定かでない)
その後いろいろなところでお金をおろしましたが、パタヤのあるチョンブリー県以外の場所でお金をおろすと15bの手数料がかかりました。
ATMの使い方(共通)
- カードを機械に挿す
- 最初にPINコードを入れる(4桁)→現在6ケタに変更されています。
- 「From saving」(自分の口座から)を選択肢ボタンを押す
- 金額を入れる
- 紙幣が出てくる
- 記録紙を出力するか聞かれるので、「yes/no」を選ぶ
- ATMカードを忘れずに抜き取る
カシコン・バンクのATMカードはVisaのデビット・カードでもあるようだが、まだ使っていない。
カシコンサイバー(インターネットバンキング)
追記)インターネットバンキングを開始するには、メールで送られてくるIDと初回ログイン用パスワードで初回ログインして、その後自分でパスを変えるのだが、初回ログイン用パスワードの期限が短く、メールが送られてきてから1週間以内くらいにログインしないとパスワードが無効となり、その後手続きが面倒となる。
期限内にタイにいる場合はタイで、帰国するならば帰国後すぐにログインする必要がある。
今ならスマホでかんたんにログインできるので問題ないでしょう。
当時の私のメモと私の解説コメントは以上です。
タイに預金口座を作りたいと思っているどなたかのお役に立てれば幸いです。
ごきげんよう。
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エアアジアにはもう2度と乗らない。欠航便の返金の代わりに渡されたバウチャーも使えなくなったし
「カブとタイ」をいつもお読みいただき、まことにありがとうございます。
著者かぶとたいぞう拝。
記事のカテゴリー/タグ情報
この記事は、2011年現在の情報ですよね?
渡辺様
かぶとたいぞうです。
おっしゃる通りです。古い情報なので、現在ではあまり参考にはなりません。
以前はこのように簡単に作れたという点、電話番号はテレフォンバンキング用だという点などを参考にして頂ければ幸いです。