こんにちわ。かぶとたいぞうです。
日本円の現金をタイバーツに換金する方法はいろいろあります。
- 日本円の現金をタイに持って行き、タイ現地の両替所でタイバーツに換金する
- 日本円を日本国内(空港など)でタイバーツに換金して、タイに持っていく
- VISAと提携したクレジットカードを持って行き、タイ現地のVISAのATMでキャッシングする
- VISAと提携した国際デビットカードを持って行き、タイ現地のVISAのATMで自分の口座からおろす
- その他の方法
今日は、どの換金方法が一番効率がいいかを検証します。
日本円の現金をタイに持って行き、タイ現地の両替所でタイバーツに換金する
結論から言えば、小額の場合はこの方法が一番効率がいいです。
タイには両替所がたくさんあります。特に、バンコクやパタヤの市街地には100メートルも歩かないうちに数件の両替所を見つける事ができます。
タイでは、両替所は競争が激しく、円、タイバーツの両替手数料がわずか0.78%程度(平均)。欧米の両替所や銀行の両替手数料に比べると、とても安いです。
1万円換金して、78円の手数料です。
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日本円を日本国内(空港など)でタイバーツに換金して、タイに持っていく
一番効率の悪い方法です。日本にはタイバーツを扱う金融機関が少なく、そのぶん手数料が高いです。日本の空港にも両替所がありますが、タイバーツの場合は手数料が10%以上とられます。10%としても、
1万円換金して、1000円の手数料です。
VISAと提携したクレジットカードを持って行き、タイ現地のVISAのATMでキャッシングする
この方法もかなり効率が悪いです。
クレジットカードでATMからキャッシングすると、次の3つの手数料がかかります。
- 両替レートが市場レートより1~2%上乗せされる。
- ATM利用手数料が200バーツ程度とられる。
- キャッシングの金利がとられる
3つの手数料を合計すると、カード会社によっても異なりますが、両替所より2~6%多くの手数料が取られることになります。合計4%としても、
1万円換金して、400円の手数料です。
Masterカードでも同じようなものだと思います。
ちなみにタイではVISAが一番普及しており、次がMasterです。中国の銀聯も多いです。それ以外はあまり見ません。
VISAと提携した国際デビットカードを持って行き、タイ現地のVISAのATMで自分の口座からおろす
これは良い方法だと思いましたが、実際にやってみると、恐ろしく手数料のかかる方法でした。
私が持っているSBIネット銀行発行の、VISA付きデビッドカード(キャッシュカード)の例です。
タイのATMから自分のデビットカードを使ってお金をおろすと、次の2つの手数料がかかります。
- どのATMでも、おろす金額に関わらず、一律220バーツの手数料がとられる。ATMから一度におろせる最高額が2万バーツなので、一番安くても1.1%の手数料となる。
- VISAが相場の為替レートに2~3%上乗せした独自のレートで換算して換金する。
実際に2万バーツをATMから引き出し、日本円でいくら引き出されたのかを確かめたら、71529円でした。
その日の為替レートで逆算すると、4.68%の手数料でした。
自分の口座から自分のお金を引き出したのに、4.68%もとられるのです。
1万円換金するともっと手数料がとられますが、単純に計算して、
1万円につき、468円の手数料となります。
さて、ここまでまとめると手数料の金額は次のようになります。
日本円を現地で両替 1万円に付き、78円
日本円を日本で両替 1万円に付き、1000円
キャッシュカードでキャッシング 1万円に付き、400円
自分のデビットカードでおろす 1万円に付き、468円
(ただし、7万円以上おろした場合)
一目瞭然ですね。
その他の方法
タイの銀行に口座を作っておき、日本から送金する方法もあります。
長期滞在者で多額の送金をする場合は、この方法がもっとも安全で、しかも換金手数料も割安になる可能性があります。
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結論
旅行程度なら、日本円の現金を持って行き、現地で少しずつ両替するのが一番いいようです。必ず、部屋、またはフロントにセイフティーボックスのあるホテル、サービスアパートメントを選びましょう。
長期滞在なら、為替レートの良い時期を見計らって、タイの自分の銀行口座に送金するのが良さそうです。
楽しいタイ旅行を。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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