かぶとたいぞうです。
昨日当ブログに書いたように、私はいまタイのリタイアメントビザ取得準備のため、タイバーツを大量に買わなければなりません。しかし、タイバーツは最近上がっており、買うタイミングを逃してしまいました。
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ちょうどそんな時(昨夜)、米国ではFOMCが開かれており、米国で予想(25ベーシスポイント)以上の利下げがあればドル安円高となり、対タイバーツでも円高になればタイバーツが安く買えるかも、と皮算用をしていたのでした。
米国で利下げがあったがドル安円高にならず
今朝起きてみると、FOMCは予想通り25ベーシスポイントの利下げが決定されていました。
米国が利下げしたにもかかわらず、米ドルは下がっていません。むしろ逆に急激に上がっています。いったい何があったのか。
実は市場は25ベーシスポイントの利下げは織り込み済みでした。
トランプ大統領がさらなる利下げを強く要求をしていたので、もしかしたら50ベーシスポイントくらい下がるかもしれないという楽観的な期待をしていた人もいました。それが、予想通り25ベーシスポイントしか下がらなかったので、米ドルは上がらなかったのです。
パウエル議長の余計な発言が失望を与えた
むしろ下がったのは、パウエル議長が「今回の利下げは今後の継続的な利下げのスタートではない。むしろ単発の利下げになる可能性がある」と発言したのが失望を生んだからです。
今は世界各国が利下げをして通貨安競争をしています。日本も一生懸命円安誘導しています。米国もこれを皮切りに利下げを繰り返し、ドル安に向かうものと信じていた人たちがパウエル発言に失望しました。
今後の継続的利下げとドル安を織り込み済みだった為替市場は一気にドル高(円安)に舵を切りました。
ふつう利下げをすれば株価は上がりますが、今後の継続的利下げを織り込み済みだった米国の株価も失望して下がりました。
トランプ大統領は大激怒
米国の国内景気を押し上げて、世界貿易競争を有利に進めようとしているトランプ大統領は今ごろ「パウエルの奴め、余計なことをしゃべりやがって」とカンカンになっていると思います。FRB議長の更迭をまた言い出すかもしれません。
私もパウエルの発言は余計だったと思います。
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さて、タイバーツはどうなったのか。
昨夜まで1バーツ3.54円だったタイバーツは、今回の円安に影響されてさぞや上がっているだろうと思うと、それほど上がっていません。3.53円~3.54円の間です。
やはりタイバーツは米ドルには連動せず、独自の動きをしています。
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国際為替レートは予想できないし、これ以上待っても仕方ないので、私は今の相場で80万バーツ(約280万円)買ってタイに送金することにします。
0.01バーツ動いても8千円の差しかありません。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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