かぶとたいぞうです。
タイに長期間滞在する時、お金をどのように移動すれば良いのか、他の人はどうしているのか、みなさんも気になると思います。
タイへの短期旅行なら現金
1週間ぐらいの旅行なら日本円の現金を持って行くに限ります。それほどの金額でもないでしょうから1万円札をそのまま財布に入れてタイまで持っていけば良いのです。
タイの観光地には両替所はいくらでもあり、日本円は簡単にタイバーツに換金できます。日本円の現金をタイの両替所で換金する方法が一番交換率が良いということは私が実証済みです。
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タイに半年滞在する場合
しかし、数ヶ月とか、1年とか、長期間滞在する予定の時に全て現金で持って行くのはどうでしょうか。
例えば半年滞在するとして、1ヶ月10万円と計算しても、半年で60万円。予備のお金も考えると、70万円~80万円、あるいは100万円くらいあったほうが安心です。
100万円のお金を現金で持っていく度胸のある人は現金でもいいかもしれません。私も若いころは100万円くらいの現金を持って中南米を旅したことがあります。
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でも歳をとると用心深くなります。万が一のことを考えると現金はせいぜい10万円くらいにとどめたいと思います。
おそらく一番現実的な方法は次の通りでしょう。
1.タイに銀行口座を作る(リタイアメントビザの要件でもある)
タイに長期滞在するならタイの銀行口座を持つことは第一の関門であり、必須条件です。
現在、タイで銀行口座を作ることはだんだん難しくなってきているようです。まだ持っていない人は早めに作ったほうがいいです。
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2.日本からトランスファーワイズなどでタイの銀行口座に送金しておく
タイでリタイアメントビザを取得する場合、タイの銀行に80万バーツ(約280万円)の預金があることが条件になっています。タイで生活するならタイの銀行口座にある程度の預金を確保することが現実的にも必要です。
タイに渡る前にトランスファーワイズなどを利用してタイの銀行口座にまとまったお金を送っておきましょう。
TransferWiseでの送金は、以前は速くて簡単だったのですが、最近は時間がかかるようになりました。状況は常に変わります。一度に大金を送らず、先ずはためしに小額送金して、うまくいってからまとまったお金を送ったほうがいいです。
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3.日本円と前回余ったタイバーツの現金も10万円くらい持っていく
現金も必要です。移動中の交通費やちょっとした買い物に必要です。
タイに何回も行っている人は常に前回使わなかったタイバーツを持っているはずです。それを持っていきます。
タイバーツを持っていない人は、日本で両替する必要はまったっくありません。日本で両替すると高くつきます。タイの空港でも両替できます。
4.お金が足りなくなったらトランスファーワイズなどでタイの銀行口座に追加送金する(インターネットなのでタイでもできる)
私はSBIネット銀行とトランスファーワイズの組み合わせでいつでもどこでも送金ができます。インターネットさえあればタイにいても、SBIネット銀行からトランスファーワイズに振込むことができるし、トランスファーワイズにタイの銀行口座への送金指示もできるのです。
いつでも、どこでも、何回でも送金できるのですから、一度にあまりたくさんのお金をタイの銀行に送らなくてもいいかもしれません。
ただし、リタイアメントビザの取得時には80万バーツの預金が必要だし、最近はリタイアメントビザを取得した後も80万バーツを保持しなければならないようになったらしいので、いずれにしても充分な預金を持っていたほうがいいようです。
また、繰り返しますが送金に時間がかかる時がありますから、かなり余裕をもって送金指示を出したほうがいいです。
タイバーツ・円レートを常に見て、交換レートの良いときに何度かに分けてあらかじめ送金しておくのが無難でしょう。
5.万が一の時のために、クレジットカード、国際デビッドカードも持っていく(でも手数料が高いのでなるべく使わない)
クレジットカードで買い物や食事をするのはいいですが、キャッシングはやめたほうがいいです。おどろくほどの手数料がかかります。
もっと手数料がかかるのが、国際デビッドカードです。
国際デビッドカードは便利です。いつも使っている日本のキャッシュカードを使って外国でも現金を引き出せるのですから。ところが提携しているVISAなどの手数料がおどろくほど高いのです。
国際デビッドカードは本当に万が一のときのお守りくらいに思っておいたほうがいいです。
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ちなみに年金の受け取り口座はタイの銀行口座を指定することもできます。日本年金機構に確認しました。手数料はかかりますが届出の用紙に記載すれば足りるようです。
これからタイには短期の観光旅行だけではなく、長期滞在する人が増えると思います。その時の参考にしていただければ幸いです。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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