かぶとたいぞうです。
私は今、ほぼ全財産を米国株に投じている最中です。
私の財産(それほどの財産ではないですが)のポートフォリオは、今まで次のように推移しています。
私の資産バランス(ポートフォリオ)の推移
<10年くらい前まで>
- ゴールドに50%
- 不動産に30%
- 現金に10%
- 株に10%
<去年まで>
- 不動産に50%
- 現金に30%
- 米国株に20%
<今年から>
- 米国株に90%
- 現金に10%
以前は金(ゴールド)に資産を投じていた
以前はゴールドに資産を投じていました。この世の中は何が起こるかわからない、という漠然とした不安があり、いざという時の資産としてゴールドが最適だと思っていたのです。
常に、「何かあるのではないか」と思って過ごしてきましたが、結局は何もありませんでした。
ゴールドを持ち続けて20年、価値は上がりましたが、管理も難しいし配当も付かず、それほど得をしたとは思えません。
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不動産が増えたのは借金の返済が進んだだけ
去年まで不動産が増えているのは、単に住宅ローンの返済が済み、家が自分のものになったからです。私は残債のある不動産は、まだ自分の資産としては扱っていません。
不動産はこれからは難しいと思います。ローンの終えたマイホームでさえも、今後は「資産」扱いできないかもしれません。
日本は人口が減っていますから、よほどいい場所でなければ土地・不動産の値は下がるいっぽうだと思います。
今後、家は消耗品となり、不動産とは言えなくなるのではないでしょうか。
私は家を2つ所有していますが、そのうち高いほうを売却して米国株の軍資金にしようと思っています。安いほうの(郊外の)家はタイから戻った時に住む家とし、資産という扱いから除外します。
これから資産の90%を米国株に投じる理由
これからは資産の大半を米国株に投じます。全てと言ってもいいのですが、やはり何かのために現金も必要です。
なぜ米国株なのか。理由は次の通りです。
- 米国株と言っているが、本当は米国市場に上場している「多国籍企業」に出資している。米国市場を選んだのは、世界有数の多国籍企業のほとんどが米国の証券取引所に上場しているからだ。
- ではなぜ、多国籍企業の株式なのか。不動産は難しく、ゴールドは利息や配当が無く、他の金融商品もインフレに対応できないからである。消去法で株式となった。
- 日本は人口が減り、経済的発展は期待できない。中国は製品にオリジナリティーが無いので、最後には米国との競争に負ける。米国に本拠地を置く多国籍企業が競争上比較的有利と判断した。
- 市場としては、人口の増えている米国国内も魅力的であるが、やはり中国、インド、アジアの新興国が魅力的だ。多国籍企業の商品はそれら新興国にも生産、販売の両面で浸透し、成長している。
みなさんの投資戦略の参考になれば幸いです。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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